「天の父の子」となるために

「主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。
主を畏れる人には何も欠けることがない。
若獅子は獲物がなくて飢えても
主に求める人には良いものの欠けることがない。」(詩編34:10,11)

 「天と地、海と水の源を創造」された神は、私たちに多くの恵みを与えておいでになります。私たちを、神が愛しておられるからです。わけても、神の最高の贈り物は主イエスご自身です。しかし、イエス・キリストを与えて下さることによって、成し遂げてくださる最高のみ業は、私たちを神ご自身に似た者として下さることです。なんという驚きでしょう。

クリスチャンは、なぜ十分の一をささげるか

元セブンスデー・アドベンチスト世界総会会計  
C・L・トーリー

Gift of Heaven

 偉大な宇宙の神、すなわち天地万有の創造者は秩序の神であられる。神聖、崇高な神の御住居―天と関係のあるすべてのものは完全な秩序と調和を保っている。夜、きらめく星の下に座して、あの堂々と隊伍を整え、秩序正しく回転する星の壮観を見よ。それらは、ぶつかり合うことも、衝突し合うこともなく、創造者によって定められた軌道の上を常に変わりなく進んで行く。創造者は、それらが、測り知れない空間を通って、他の無数の光りかがやく天体間を、すみやかに飛んで行くのを、絶えず導いておいでになる。それゆえ、「一つも欠けることがない」のである。きらめく天の銀河系は非常に正確に軌道を走っているので、何千年後であろうと、一秒も時をたがえない。世界中の国々が星によって時計を合わせ、調節している。航海者たちは、大昔から、海がおだやかな時も、荒れ狂っている時も、星によって、船の位置を知り、航海を続けてきた。砂漠を行く隊商も、常に星をしるべに旅をしてきた。
 神は、これらの天体を軌道に導き、み力によってささえておいでになるだけで、ご自分が創造し、かつこよなく愛しておいでになる人間を、みこころにとめられないのではない。私たちがまだ極悪な罪びとであった時に、神はこの世にみ子をつかわし、人類の身代わりとして、死につかしめられた。それは、神のみ子の犠牲によって、人類を神に立ち帰らせるためであった。昔も今も、神は実にいつくしみ深い御愛で人類を愛しておいでになる。人類に対する、かくも深い驚くべき愛はとうてい理解し得べくもない。ヨハネは叫んでいる。「わたしたちが神の子と叫ばれるためには、どんなに大きな愛を父から賜わったことか」と。各時代を通して、天にいます私たちの父は、地上の子らを愛し、顧みてこられた。み摂理のうちにすべての要求は満たされ、すべての必要は充足されてきたのである。
 はるかいにしえの日から、神はご自分の教会―真理のためにはどのような犠牲を払うことも惜しまない民を持っておいでになる。