第11課 青年用:朴 昌

2016年 第2期 マタイによる福音書

第11課 終末時代の諸事件

青年用:朴 昌

 今週のポイント
① キリストの再臨は「出会い」です。キリストが私たちと出会う前に様々なしるしがありますが、今週はそのしるしについて学びます。
② 神はイスラエルをエジプトから救い出した後、結婚のような契約を結ばれました。そして、イスラエルと神様が共に過ごすために家(神殿)を建てました。しかし、イスラエルはその家から出て自分の家である「荒れ野」に行くと話します。神はそのことを受け入れ、イスラエルの思い通り、神殿が荒れ野のようになることを話されます(マタイ24:38-39)。
③ キリストは神殿の崩壊を預言なさいました。この預言は滅びを宣告するためではなく、イスラエルに最後のチャンスを与えるためのものです。神殿が崩壊する前に様々なしるしがありますが、それは神に立ち帰るようにとの招きです。そして、この預言は当時の神殿の崩壊と終末の預言が重なっています(マタイ24:3)。残念ながら、これらのしるしは「否定的」なものです。しかし、キリストの預言の中で「肯定的」なものがあります。それは「御国の福音が全世界に伝えられる」ことです。そして、この福音が全世界に伝えられた時、すべてが終わります(マタイ24:14)。
④ 当時、キリストはエルサレムが崩壊する時、ローマ兵隊がエルサレムを囲むのを見るならば、山の方へ逃げるように警告なさいました。その警告を覚えて実際にエルサレムから逃げた人は助かりました。今の私たちもサタンの攻撃から囲まれた時、イエス様が警告なさった「山の方へ逃げる」必要があります。この山とは実際の山ではなく、神様を象徴しています(詩編121:1参照)。つまり、私たちが逃げるべき山というのは、イエス・キリストです。
⑤ キリストの再臨は輝かしい栄光のうちに来られます。それは聖書の字義通りに起こります。しかし、キリストの再臨の前には預言の通りに「自称キリスト」が沢山現れます。その自称キリストは人々を欺いて神の方へ導くのではなく、サタンの方へ導きます。ですから、私たちが自称キリストから騙されないように聖書を学ぶ必要があります。この聖書は人々を神様の方へ導く光であり、灯です(詩編119:105)。
⑥ キリストの再臨はあらゆるクリスチャンの希望の日です。その反面、サタンにとっては絶望の日です。サタンは自分と同じような絶望を味わわせようと私たちを誘惑するので、聖書は絶えずに「目を覚ます」ように警告しています(Ⅰペトロ5:8参照)。私たちはキリストに対する信仰を持ち続け、主の御心にかなった生活をする必要があります。

 ディスカッションのためのテーマ
① 再臨のしるしを見る時、私たちにできることは何があるでしょうか。
② 再臨の待ち望むというのは、どういう意味でしょうか。