第4課 青年用:平本光

2016年 第3期 地域社会における教会の役割

第4課 旧約聖書における正義と憐れみ(その2)
青年用:平本光

 今週のポイント
① 安息日午後:先週からの学びに続き旧約聖書から神から私たちに示されている「正義を行う」と「慈しみの愛」、「心を尽くして神と共に歩む」ことについて学びます。
② 日曜日:バビロンに捕囚された民は国が滅び絶望を感じておりました。エゼキエル37章には乾いた骨の幻があり、絶望した民に対しての神からの励ましが与えられています。励ましを受けた「骨」は希望を得て働く力をもって復活しています。ただ生きる者となったのではなく、使命や、目的のために人々が希望を持って働く力を得るように神はなさっていることを教えています。
③ 月曜日:エゼキエル47章では完成したエルサレムの神殿に神が共にいてくださることによって水が沸き上がっている様子が描かれています。神殿から流れ出る水が「東の方(死海)」に向かっていき、非常に濃い塩分のために何も住むことのできない死海を神殿からの水が入ることによって住める環境をつくるのです。神の教会が、罪などで死んだような状態にあるとしても、神はその中にいる人たちを健康になるよう共にいて癒してくれる源となることを学びます。
④ 火曜日:教会は望みなく死んだ状態にある場所ではなく神が命の源として命を与える場所です。神は私たちを通して教会が癒しと豊かな命を地域社会へとあふれる水が流れ出す場所となるよう教えています。
⑤ 水曜日:イザヤ書61章を通して神から恵みを受けた人が、中心となって社会に出ていき物質的、霊的な困窮を助ける者となることを教えています。
⑥ 木曜日:ミカ書6章を通して形式に重点を置いて信仰のない状態にならないように警告しています。神の教会が神に近づけないような形式に重点を置いておきながら神を礼拝しているということのないように教えています。心からキリストをあらわす喜びに満ちた生活は地域社会において光を輝かし人々に生きる力を与えるのです。
⑦ 金曜日:神は私たちに他者や神とのかかわり方の中に「正義を行う」こと「慈しみの愛」を示すため、「心を尽くして神と共に歩む」ことを求めておられます

 用語解説
「バビロン捕囚」・・・神を礼拝する生活から離れていたイスラエルの人々がバビロンの国に敗北して捕虜として連行された出来事。
「ヨベルの年」・・・7年に1度、安息年として「耕作地を休ませる」、「奴隷となっている人を解放する」ということが定められており、さらに安息年を7回した次の年である50年に1度はそれに加えて「困って売った土地を無償で返してもらい帰ることができる」という解放を与える制度(レビ記25:8-16)。

 ディスカッションのためのテーマ
① 教会員との交わりや祈りの中で生きる活力や励ましを得るときがありますか。
② どのようにキリストの光を輝かすことができるでしょうか。光を輝かしている人や模範を示してくれる人はいますか。その方はどのように光を示しているでしょうか
③ 他者や神とのかかわり方の中において「正義を行う」こと「慈しみの愛」を示すため、「心を尽くして神と共に歩む」ためには、どのように歩むことができますか。