第5課 ベン・ニコルス

2016年 第3期 地域社会における教会の役割

第5課 イエスと地域支援

はじめに
「イエスは、公生涯の間、説教することよりも病人を治すことに、多くの時間をささげられた。イエスの奇跡は、イエスが滅ぼすためではなく救うためにおいでになったというみことばが事実であることを証明した」 (希望への光、849頁 各時代の希望中巻、81頁)
今週の学びを通して、私たちの模範としてキリストが示された地域支援について学びます。

日曜日 イエスの宣教声明
イエスの誕生、生涯、そして死を通して、旧約聖書に記された多くの預言が成就されました。しかし、その中でイエスご自身が御自分がメシアである事を証明するために選ばれた一つの聖句はイザヤ書61章の言葉でした。イエスは貧しい人、捕らわれた人、目の見えない人、圧迫されている人にグッドニュース(良い知らせ)を言葉と行為を通して伝えられました。聖句の最後にある「神が報復される日」という、多くの人の誤解を招くような表現はあえて口にされなかったようです。ここで、イエスは何よりも福音のメッセージに焦点を当てていました。

月曜日 隣人を愛すること
「隣人とは誰のことでしょうか?」という質問に対し、イエスは想定外の答えをされました。「私の隣人は誰なのか?」ではなく、「私は誰の隣人にならなければならないか?」が私たちの問うべき質問です。「手を差し伸べてくれる隣人がいない人に、だれが隣人になって助けるのか?」イエスは全ての人の隣人になられ、無限の愛で愛してくださいました。私たちキリストに従う人々はどうでしょうか?

火曜日 食材のすべて
塩には様々な使い方があります。食物の保存と味付け、清めの為等。エレンホワイトは「各時代の希望」で、塩を「キリストの愛」にたとえています。アガペーの愛はどんどん周りの人を引き込み、味付けます。神に対する愛(天との絆)と教会内の愛がどれほど大切であっても、そこにとどまっているだけではダメなのです。塩は他の材料と混ざり合って初めて効果が出るからです。教会の外に出て行くよう、私たちは招かれています。

水曜日 農夫であること
農夫の仕事は多面的なだけでなく、作物によって仕事のポイントが全然違ったりします。ある作物は土の準備を丁寧にしなければ、後でどんなに頑張っても無駄になってしまいます。ほかの作物は頑丈で土に注意を払う必要が無い分、虫から守らなければなりません。また他のものは収穫する事が一番大変です。良い農夫は気を付けるポイントを見極め、きちんとその仕事を一所懸命に行うのです。日本では、そしてあなたの教会ではそのポイントとはなんでしょうか?このページに付箋を貼って、教会員と牧師で伝道の計画を考える時是非参考にして下さい。

木曜日 教会の設立
周りの人々のニーズに答えて、優れた奉仕をする教会は自然に活気が沸いてくるものです。ただし、奉仕をするときにもし「裏がある」と思われたり、「条件付きだ」と思われたら、信頼関係を築くのは困難になるでしょう。イエスは人々の本当の必要に心からの愛と憐みを持って応えました。私たちもイエスの様に地域の人々のことを心から気にかけてその必要を満たす助けを行う時、初めて人々からの信頼を勝ち得る事が出来るのかもしれません。