第13課 松本裕喜

2016年 第4期 ヨブ記

第13課 ヨブの品性

 ヨブは大変な苦しみの中でも、神に対して最後まで忠実でした。その秘訣は何だったのでしょうか。そして私たちは、そのようなヨブを見て「ああ、すごいな、ヨブはいいけど私には無理だな」と思いがちですが、本当にそうでしょうか。聖書は超人たちの信仰を記した書物なのでしょうか。

日曜日:ウツ出身の人
 ヨブ記1:1,1:8に書かれているヨブの品性について分析すると、「生きざまによって信仰を明らかにした神の人」であるとガイドはまとめています。また「彼がサタンの特別な標的になったのは、彼の善良さ、忠実さのゆえでした」とあります。そうであるなら、私たちが困難に遭うこともある意味で肯定的に受け止められるのではないでしょうか。マタイ5:10~12のイエスの言葉は私たちにどのように迫って来ますか。

月曜日:「乳脂はそれで足を洗えるほど豊か」
 日曜日は神の目から見たヨブの評価について学びましたが、月曜日にはヨブは人からの評価も良かったと書かれています。ヨブは人々から尊敬され、弱い立場の人にも憐れみを示し、助けを与えています。

火曜日:心と目
 ヨブは自分がこのような苦しみを受けるいわれはないと主張しました。人権を尊重されていない当時の風習から考えますと、ヨブは人権を尊重して多くの人を助けましたが、それは彼が神の律法の意味を理解して実行したからです。

水曜日:岩の上の家
 ヨブが神を呪って死ぬことを拒んだのは、「神に忠実であり、従順であった歳月が、このようなことが起きても主を信頼する信仰と品性を彼に与えたからでした」。つまり、私たちが困難に遭う時に神に忠実であり続けるためには、日々の歩みがどのようなものであるかが重要になります。日頃から神に従う歩みでなければ、困難に遭うとつまずいてしまうでしょう。それは信仰の土台がキリストであるかどうかにかかっています。

木曜日:神の多種多様な知恵
 私たち一人一人、また教会はどんなに小さな存在であっても、神に従う者であるならば、神は神の栄光を私たちと教会を通して現してくださいます。

金曜日:さらなる研究
 「私たちが自分を主にささげると、信仰によって義とされる同じ主が、私たちを聖めてくださいます」(94頁)。「あなたがたは、みずからを聖別し、聖なる者とならなければならない」(レビ記20:7)。神のために用いられるようになるために、私たちは日々自分自身を神にささげましょう。