第4課 青年用:藤田佳大

2016年 第4期 ヨブ記

第4課 神と人間の苦しみ
青年用:藤田佳大

 今週のポイント

① 私たちの苦しみは、今に始まったことではありません。いつの時代に生きていても、どの人種でも、苦しみを必ず経験します。ヨブ記は聖書の中でも非常に古い書巻です。神様は最初から「人間の苦しみ」が人類最大の課題となることをご存じでありました。そして、神様は苦しみがあっても、それを決して放置されないことを早くから知らせるためにモーセを用いてヨブ記を与えて下さいました。

② 神様の姿は被造物すべてに現わされています(ローマ1:18~20)。自然界のすべては、「設計された姿を持ち、設計されたように行動し、中も外も設計されたとおり」(ガイド26ページ)です。私たちは偶然、猿から進化してきたのではありません。神様は自然界のすべてを、そして、私たちを創造されました。しかも、神様ご自身が土を練って、神様自ら命の息を私たちの鼻に吹き入れてくださいました。それだけ、神様にとって私たちは特別な存在です。

③ 「創造されたものは、それより前に存在した何かによって創造された」、そして、「前に存在した何か」とは「聖書に描かれている神様」(ガイド27ページ)です。多くの科学者たちは進化論を説きます。しかし、神様が聖書を通して私たちに示しておられることは全く違います。以前、顕微鏡をよく覗く職場で働いていたことがあります。数人の同僚がこのように言っていました。「顕微鏡を覗いて生物の世界を観察してみると、これが本当に進化したものなのだろうかと思ってしまう。進化論は頭では理解できるけど、受け入れることができない。」この世の知恵は、神様の前では愚かです。(コリントI 3:19)

④ 私たちが苦しみを経験する時、「神様は憐れみ深く、やさしい方であるのに、なぜ、こんな苦しまなくてはいけないのだろう。私だけ、神様の恵みから漏れているのかな・・・」と考えてしまうときがありませんか。バプテスマを受けて、クリスチャンになった途端、激しい苦難を経験したという人もいます。「神様を心から信じているのに、なぜ・・・」神様と生きる中で起こる試練には、常に難問が伴います。しかし、神様は今経験している苦しみを通してしか学ぶことのできないものを私たちにお与えになろうとしておられます。この体験をする時、私たちの信仰はさらに深められます。

⑤ 神様は常に「善」です。私たちが苦しみを経験するのは、神様が私たちを見捨てたからではありません。苦しみが存在するのは「私たちが神様は常に善だ」ということを体験をもって知ることができるためです。世界を創造された神様は、すべてを最善の方法をもって支配しておられます。苦しみという暗闇の中に置かれた時、光の源である神様に目を見上げるならば、私たちは希望をもって歩むことができます。

 ディスカッションのためのテーマ
① 信仰抜きで自分の試練に向き合うことは、どれだけ危険なことですか?(ヤコブ1:2~8)