第5課 青年用:羅ヨンボン

2016年 第4期 ヨブ記

第5課 その日を呪いなさい
青年用:羅ヨンボン

 今週のポイント
ヨブ記を読む時、私たちはヨブの立場になって考える必要があります。信仰深いヨブの人生に起こったこの苦しみと試練はクリスチャンの信仰生活の中で欠かせない一つの要素だからです。
① 日曜日 その日は消えうせよ:ヨブの身に起こった災害に対してヨブにできることは何もありませんでした。悲しみと絶望の中でヨブは自分が生まれたこと自体を嘆きます。生まれて苦しむより、そもそも生まれなかった方がましだったとヨブは言っています。
② 月曜日 墓の中での憩い:すべての財産と沢山の僕たちを失い、何よりも10人の子供を一瞬のうちに亡くしたヨブは、死について語りました。聖書の最古の書巻の一つであるヨブ記は死後の状態について単なる「憩いを得る」、「やすらぎ」の時として描写しています。ヨブ記を初め聖書全体を通して私たちは正しい死後の状態を知ることができます。
③ 火曜日 ほかの人たちの苦痛:人は他人の苦痛を同じく感じることはできません。ただその人の傍でその苦しみを少しでも和らげるために付き合うことはできるけれども、それを全部自分に移すことはできません。人に与えられた苦しみは皆、一人分だということでしょう。
④ 水曜日 機の梭:ヨブは死について語った後に、今度は人生がいかに速く過ぎ去るか、そのはかなさを嘆きます。どんなに悲しい現実であろうが、生きている間にしかできない、また感じられないことがあるわけです。あっという間に過ぎ去ってしまう人生を有意義に過ごすためには、どうすれば良いのか私たち、クリスチャンは示す使命があります。
⑤ 木曜日 「人間とは何なのか」:ヨブ記の全体像を知らなかったヨブは、「なぜ偉大な神がちっぽけな私を悩ますのだろうか」と語ります。宇宙を創られ、支配しておられる神はなぜこの地球にいる私たちに関心を寄せているのか。人間の価値観ではその答えを得ることはできませんが、聖書全体を通して神と出会う時、私たちはその理由を知ることができます。

 用語解説
① 機の梭(ヨブ記7:6、Weaver’s shuttle):“製織の際、縦糸の間に横糸を通すために、舟形に作られた器具であり、これが素早く動くので、日時の経過の早いことのたとえに用いられる。”(新聖書注解、旧約第3巻、57ページ)

 ディスカッションのためのテーマ
① 自分の誕生をうらんだり、後悔(?)したことはありませんか。何時、どんな時でしたか。その気持ちをどのようにして回復させましたか、分かち合ってください。
② 悩んでいる(苦しんでいる)友人の相談相手にされたことはありませんか。その時、一番気を使うところは何ですか。逆に自分が悩んでいる時、相手からされたくない行動や聞きたくない言葉は何ですか。