第8課 青年用:松本裕喜

2016年 第4期 ヨブ記

第8課 罪のない者の血
青年用:松本裕喜

 今週のポイント
日曜日:確かに神は罪を罰せられますが、ヨブの場合は彼の罪のために苦しんでいたのではなく、ヨブ自身もその自覚がありました。ヨブは神に忠実であったと聖書は記録しているし、ヨブ自身もそのように生きてきたと自覚しているので、この苦しみの理由がわからないということが問題なのです。

月曜日:聖書が教えているのは、人間は誰もが罪の状態にあるということです。「しかし彼や彼らは、その身に降りかかった悲運に値するどのようなことをしたのでしょうか。」(55頁)

火曜日:確かに神は、苦しみを通して私たちを練り清められます。但し、それが当てはまらない場合もあることを覚えておく必要があります。

水曜日:日本は特に宗教にご利益を求めるため、キリスト教に対しても同じように求めます。信じれば何かいいことがあるとか、苦しみがなくなる(或いは苦しみが減る)というようなことをイメージします。しかし実際はそのようなことはなく、イエスも信じる者が経験する苦しみを否定していません。

木曜日:私たちの苦しみはどれも理解することも説明することも難しいです。確かに私たちの背景には善と悪との大争闘があり私たちも例外なく巻き込まれていますが、それでも苦しみを理解することは難しいです。
「神に信頼するというのは、うまくいっている時には期待しやすいものです。しかし大変な事態に陥っているときに信仰を働かせ、信頼していくのはたやすいことではありません。問題がどれもこれも紛糾し、苦闘し、困難な状況に流されているときこそ、クリスチャンは、神の善意に信頼していくべきです。そのように感じられるからではなく、神はよい方であることを知っているので信頼するのです。」(副読本59頁)

 ディスカッションのためのテーマ
① ヘブライ11:1には、「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」と書かれています。私たちは目に見えない物事に関して、目に見える事柄から、いかに神を信頼することができるようになるでしょうか。これまでにヨブ記の中で読んだ内容から、ヨブはどうすることを学びましたか。私たちはいかにして同じことができるでしょうか。(木曜日の質問より)