第9課 青年用:羅明勲

2016年 第4期 ヨブ記

第9課 希望の兆し
青年用:羅明勲

 今週のポイント
① ヨブの友人たちとヨブの視点の相違は何でしょうか。友人たちは、ヨブに大変な災難にあっていることと、ヨブがそれによって大変な苦悩の中にいることの二つの事実に基づいてヨブに話すべきでした。しかし、彼らは自分たちには知ることのできない領域のことまで判断しようとしていたのです。人間の限界を超えた無限の領域について、人間の視点の限界を見せてくれます。

② ヨブ記13:15,16を見ますと、ヨブの視点が友人たちとは異なっていることが分かります。限りのある人間の視点から自分の人生、特に今起こっていることに対して判断しようとしているのではなく、死の後のこと、つまり神様の視点と神様の時間の概念(永遠)で自分の苦悩と人生を見つめているのです。

③ ヨブは復活の信仰を持っていたように見えます。復活するという信仰は彼の信仰を支えているとても大事な要因でした。

④ 逆に人間の絶望の根底にあるものは何でしょうか。それは、いつか必ず死ぬという事実です。桜はすぐ散ってしまうから、花が咲いている時に楽しもうとするのと同じように、人は直感的に死を認識しているがゆえ、今の人生に執着してしまうのだと思います。ヨブの希望の理由は彼の信仰によって死の向こうを見ることができたからです。それは世界観の変化を意味します。自分の人生に対しての視点の変化が生じたのです。

⑤ 私たちは神様の視点、つまり、神様の啓示であるみ言葉の視点から自分の人生を見つめなおし、神様の永遠の希望の計画に沿って、自分の人生を計画する必要があります。これこそがすべてが不確実な時代のための、そして永遠という時間のための唯一の希望なのです。

 用語解説

 ディスカッションのためのテーマ
① 復活を信じることがなぜ大事なのかについて話し合ってみましょう。
② 死を人生の終わりとする人の視点から信仰を見ることによって生じる問題は何かを考えてみましょう。

 補足・コメント