第12課 ニコルス ベン

2017年 第1期 聖霊と霊性

第12課 聖霊の働き

 今週は2017年1期最後になります。この3ヶ月を通して、キリストの次の言葉の素晴らしい真実を知りました:「わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである」ヨハネ16:7
 クリスチャンとして私達は日常の霊的生活において完全に聖霊に頼って生活しています。今週、私達は聖霊の確信の働きと、神のことをまだ知らない世界に希望を与える働きについてのいくつかのポイントを見ていきます。聖霊の働きにおいてどのような部分が聖霊のみの働きで、私達がどのように聖霊と協力して他の人々を回心へと導き、希望を与える事が出来るのかを学びます。

① 目が開かれる:ただ聖霊のみの働き
• イエスはヨハネ16:8で聖霊が「罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。」と言っておられます。彼はまたすぐにこれら3つの事において彼の見解を明らかにしています:罪とは彼の事を信じない事であり、義とはキリストご自身にしか見ることができないものであり、裁きとは十字架上で起こったサタンの裁きの事である、という事です。

• もし罪を明らかにする責任が人間に任されたら、私たちは人が犯す一つひとつの罪だけを見て、裁いてしまうでしょう。しかし聖霊は問題の核心が何であるかを捉えます:不信仰です。私達が律法主義的意味において義について語る一方で、聖霊はそこでキリストの義に導きます。「裁き」と聞くと、私たちは終わりの時における審判のことを思うでしょう。しかしキリストはこの世の支配者、すなわち神の民の敵であるサタンは既に裁かれその罪が暴かれていることを証言するために、イエスは御霊を送っています。キリストは希望を育み、恐れを晴らします。

② 確信:霊が与え、私達が証する
• 今週の学びは救いの確信と決して消える事のない希望を与える聖霊の役割についても重点を置いています。回心における聖霊の働きとキリストに信仰を置き応答するものには、聖霊はすぐに彼らが神に愛され受け入れられている事を励ます働きを始めます。霊が彼らの心を変えるように働き、彼らの生活そのものを変え、そしてキリストについて語っている事実が彼らが神の家族でありキリストと共に相続人である証拠なのです。霊はまた神の愛を私達の心に注ぎます。私達は神が私達を愛し、彼の愛が失望する事なく、決して失望する事のない希望を持っている事を確信をもって知る事が出来ます。何故なら神が約束されたからです。

• あなたはこう考えているかもしれません。クリスチャンとして人々を回心させ、罪から離れさせ、キリストを信じて救われるためには私は何ができるだろう?イエスは私達が彼の証人であると言われました。裁判が行われる場所を想像してみてください。そこにはたくさんの役割があります。被告人、被告を弁護する弁護人、被告を訴える弁護人、裁判官、そして証人。証人はとても重要なしかしシンプルな役割があります:誠実に彼らが見て、聞いて体験した事を話すという役割です。証人抜きでは多くの裁判が解決されないままです。罪に縛られている人々にとって私達の人生においてキリストがした事の証は-彼の恵み、愛、そして彼が与える希望-彼らをキリストに導くきっかけになりえるのです。

③ 私たちに任されてない働き
• 一方で私達は自分たちの働きが人々に罪と義と裁きについて訴える事だと誤って考える事があります。しかし私達は神にしかできない事は出来ません。ですから私達がそれをしてしまうと被告を訴える事になるのです。そうです、私達が人々の罪を見つけ出すとき、私達は律法主義的な義を強調し、裁きについての恐れを刺激し、(悲しい真実ですが)サタンの側を手助けする事になってしまっているのです。サタンは人々に「あなたは無価値な罪人で、神の前において決して十分になりえない、希望を捨てろ!」と言います。神は何よりもキリストの愛と恵みが必要な人々を訴えるサタンの手助けを私達が決してしないように望んでおられます。

• キリストの証人として、彼の愛を証言しましょう。平安、喜び、希望、そして恵み、私達がキリ ストを信じてから経験した事について語りましょう。そして、私達の家族、友達の人生において聖霊にしかできない働きのために祈り聖霊の働きに参加しましょう。

*「どんな時にも、どんな場所でも、どんな悲しみにも、どんな苦しみにも、前途が暗く将来が困難に見えて無力 と孤独を感じるときにも、信仰の祈りに答えて、助け主が送られる。この世のすべての友から離れるような事情 が起こるかもしれない。しかしどんな事情もどんな距離もわれわれを天の助け主から離れさせることはできない。どこにいようとも、どこへ行こうとも、主はいつもわれわれの右にあって、力づけ、助け、ささえ、励まされる」-各時代の希望下154