第12課 聴覚しょうがい者用:英田恭司

2017年 第1期  聖霊と霊性

第12課 聖霊の働き

はじめに
今まで学んでいました聖霊のことも今週で最後となります。今週は、これまでの研究で注目してこなかったことについて学びます。
聖霊が来られると、①罪について、②義について、③裁きについて、世の誤りが明らかにされます。また、聖霊を持っていることは、④救いの確証になります。聖霊は、⑤希望を与えてくださいます。これらの五つのことについて今週は学びます。
今週は、聖句を土台に学んでいきます。取り上げられている聖句に注目し、その聖句を何度も読みましょう。

1. ヨハネによる福音書14章26節
「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」

「弁護者」と訳されている元のギリシア語の言葉は「パラクレートス」と言います。口語訳は「助け主」と訳しています。また、「慰め主」「仲裁者」とも訳せます。イエスは、聖霊はわたしの名によって遣わされると言われました。聖霊はイエスが語られたすべてことを思い起こさせ、また教えてくださるのです。

2.ヨハネによる福音書16章8節
「その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。」

 わたしたちの物事の見方は、世の中で教えられていることに大きな影響を受けています。その間違いを聖霊は指摘してくださいます。もし誤りが明らかにされたなら勇気をもって聖霊の声に従いましょう。

3.ヨハネによる福音書16章9節
「罪についてとは、彼らがわたしを信じないこと、」

 イエスが来られたのは、わたしたちの罪を定めるためでもなく、罪を告発するためでもありません。それは赦すためであり、助けるためです。
わたしたちクリスチャンが、助ける精神ではなく攻める精神をもって、また他人の罪

(あやまち)を指摘して歩くなら、それは「助け主」「慰め主」の霊ではなく、サタンの霊に従っていることになります。聖霊を信じて歩みましょう。

4.ヨハネによる福音書16章10節
「義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなること、」

 神から離れていることは正しいことではありません。イエスが父のもとに行かれたように、わたしたちもイエスの中で生きていることを信じましょう。

5.ヨハネによる福音書16章11節
「また、裁きについてとは、この世の支配者が断罪されることである。」

 ここで言われている裁きは、世の支配者であるサタンが断罪されたことが明らかになったことを指します。わたしたちの敵はすでに敗北しているのです。

6.ローマ8章9節(救いの確証)
「キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。」

 わたしたちの内におられる聖霊があかししてくださっています。聖霊がわたしたちにあかししてくださったことについて、お友達と話し合ってみましょう。

7.詩編31:25(希望)
「雄々しくあれ、心を強くせよ/主を待ち望む人はすべて。」

 クリスチャン体験で素晴らしいことは、心から湧きおこる希望です。希望を語っているみ言葉を暗唱する(瞑想する)ときに湧きおこる力を体験します。主イエスを待ち望む一人一人にこの希望がより強く現わされますように祈ります。

8.まとめ
 聖霊はわたしたちに救いの確信を与えてくださいます。パウロは聖霊の交わりについてよく祈っています。教会の交わりの中に表される霊の交わりを大切にしましょう。
「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。」(コロサイ3:16)