第12課 青年用:藤田佳大

2017年 第1期 聖霊と霊性

第12課 聖霊の働き
青年用:藤田佳大

 今週のポイント
① 聖霊は、私たちに罪や裁き、義についての正しい理解を与えて下さいます。私たちは、これらに対する正しい理解を得なくては、真の希望を得ることはできません。今週、私たちはその大切な聖霊の働きについて学びます。

② 「罪を明らかにする」とは、私たちがこれまでに犯してきた罪の一つひとつを明らかにするということではありません。「聖霊が遣わされるのは、私たちを罪に定めるためではなく、恵みの必要性を私たちに気づかせるためです」(ガイド82ページ)。聖霊が私たちに示すのは「罪とは何か?」ということです。「罪の本来の定義は<目標をはずす>ということである」(「聖書辞典」新教出版社編302ページ)。罪とは私たちの心の向きが「神様」という目標からはずれ、自己中心的になってしまっている状態を指します。そのような状態を認め、キリストの十字架の犠牲によって赦されている恵みを受けられるように整えて下さるのが聖霊の働きです。

③ パウロは律法についてこのように言っています。「こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。」(ガラテヤ信徒への手紙3:24)外面的に律法を一生懸命守ろうとしても、私たちが義とされることはありません。律法を見れば、私たちが何一つ完璧に守れていないことを知ります。そして、それはキリストの必要性へと導くというのです。「律法が要求する義は、イエスの完全な生涯によって満たされます。」(ガイド83ページ)私たちが義とされるのは、律法の行いではなくキリストを信じる信仰によるのだということを気づかせるのも聖霊の働きです。

④ 「裁き」とは何となく物々しい印象を私たちに与えますが、今週の学びで触れる裁きはそのような意味ではなく、サタンは既にカルバリーにおいて裁かれ、敗北が決定したということを意味します。私たちは聖書のみ言葉を聖霊の働きを求めて読まなければ、正しい理解を得ることができず、間違った方向へ進んでしまいます。敗北が決定しても果敢に戦いを挑んでくるサタンに負けることがないよう、み言葉を学ぶことと祈ることを欠かしてはなりません。

⑤ 「この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり...」(エフェソ1:14)とパウロは言っています。罪深い私たちを神様の元へと導いてくださるのは聖霊の働きによるものです。これによって私たちの心を開き、すべての罪をキリストの前に差し出して赦しを得、救われた喜びを手にすることができます。神様の愛がどれだけ深いのかを知り、その愛の中で生かされることによって真の希望を得ることができます。あなたには救いの確信がありますか?日々の生活が真の希望で心が満たされるように聖霊の働きを求めてまいりましょう。

 ディスカッションのためのテーマ
① あなたの好きな聖句を一つ挙げてみてください。その聖句を通して聖霊がどんな語り掛けをしてくれたのか、グループで分かち合ってみましょう。