第4課 安河内アキラ

2017年 第1期 聖霊と霊性

第4課 聖霊の人格

今週の聖句  ヨハネ16:13、14、ローマ8:14~16、ローマ15:13、ヨハネ14:6、17:17、ローマ5:5

今週の研究  私たちは今週、聖書に描かれているように聖霊の人格について学びます。この真理は、私たちの人生における神の聖なる霊の働きをよりよく理解するうえで、助けとなるでしょう。またそれは、私たちの霊的生活にとって聖霊の人格を信じることの重要性をより深く理解する助けにもなります。聖霊に関して正しい考えを持つ場合に限って、私たちは聖霊がお受けになるべき、畏敬の念、信頼、服従を聖霊にささげることができるからです。

日曜日:ヨハネ14:16~18(口語訳)を読んでください。イエスは御自分に従う者たちを気遣われます。イエスは弟子たちを「みなしご」にはなさいません。彼は、聖霊を遣わす、と約束なさいました。イエスはここで、「別に助け主(弁護者)」を遣わす、と具体的におっしゃっています。ここで使われている言葉は重要です。イエスは、「別に」助け主を遣わす、と約束しておられます。「異なる」助け主ではありません。「別に」に相当するギリシア語は「アロス」です。新約聖書のギリシア語において「アロス」は、まったく別個ではあるものの同じ品性を持つ助け主、つまりイエス御自身と類似した別の助け主が遣わされることを意味しています。言い換えれば、イエスは御自分に似た者、代わりをする者、私たちの中でイエスの働きを継続する者、イエスの代理者を約束しておられるのです。

水曜日:ヨハネ15:26、16:13を読んでください。ヨハネ16:13には、真理の霊が私たちをあらゆる真理に導く、と書かれています。聖霊はこれを、イエス・キリストを指し示し、イエスが言われたこと(同15:26)や、イエスが私たちのためになさったことを私たちに思い出させます。聖霊が私たちを導く先の真理は、極めて人格的なものです。聖霊はイエスを高く掲げ、彼との生きた誠実な関係へ私たちを導かれます。イエスはサマリアの女と話をしたとき、「神は……霊と真理をもって礼拝しなければならない」(同4:24)と言われました。私たちが聖霊の導きを求めるとき、聖霊は私たちを、「道であり、真理であり、命である」(同14:6)イエスに導かれます。

木曜日:私たちが聖霊を謎めいた神の力にすぎないと考えるなら、私たちは、「どうしたらもっと聖霊を手に入れることができるだろうか」と思うでしょう。しかしもし私たちが聖霊を神的な人格者と考えるなら、私たちは、「どうしたらもっと聖霊に私を受け入れてもらえるだろうか」と尋ねることでしょう。決定的な点は、あなたが聖霊を持ちたいと思うか、聖霊にあなたを所有してほしいと思うかです。あなたは聖霊の感化に抵抗しますか、喜んで彼に従いますか(ロマ8:12~14、ガラ5:18~24参照)。あなたは自分の計画に従って聖霊を用いたいですか、それとも心から彼に信頼して、イエス・キリストに一層似る者となり、聖霊があなたのために計画しておられることをしたいですか。あなたは、「あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではない」(Ⅰコリ6:19)という事実を真剣に受け止め、あなたの生き方によって進んで神に栄光を帰しますか。

 イエス・キリストが聖霊についてはっきりと語っているのがヨハネ14章です。「助け主」「弁護者」として聖霊を送られるという約束です。その目的として、「あなたがたをみなしごとしない」と語られています。聖書の中に、いつもあなたがたとともにいるという約束も書かれています。(マタイ28:20参照) また福音を伝えるわたしたちを一人ぼっちにはしないよ! 必要な言葉は与えると約束されています。(ルカ12:11,12参照) それは神さまのみこころは、わたしたちの言葉や行いを通して神さまをあかしすることです。(マタイ5:16,17参照)
 その時に、わたしたちが一人ではない、聖霊の神さまがご一緒にいてくださる! これほどの助けはないでしょう。みなさま方の歩みの中で、知恵が与えられた、また必要な助けが不思議と与えられた、そんな経験はありませんか。これこそ聖霊の助けなのです。けれどもまちがえないでください。聖霊は助けてくださるのであって、木曜日の引用文に書かれていますが、前に進むのはあなたです。そして、わたしたちがその声を受け入れる時に、神さまはともに歩んでくださるのです。