第13課 青年用:仲泊 大輔

2017年 第2期  「わたしの羊を飼いなさい」 ペトロの手紙Ⅰ・Ⅱ

第13課         ペトロの手紙における大きな主題   

今週のポイント
①ペトロの手紙の背景には終末論が強く描かれています。(副読本p85,86) この終末論はペトロにとっての大きな希望となっています。聖書によると、彼はキリストの再臨によってこの罪の世がやがて終わりを迎えること、その時、正しい裁きがなされると語っています。この終末論が、キリスト者の生活に変化を与える動機になると述べています。「このように、すべてのものは滅び去るのですから、あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません」(Ⅱペトロ3:11)

②ペトロは当時の実際的な問題(教会に対する迫害と偽教師の問題)を扱っていました。その問題にペトロは神学的用語で対応しています。(ガイドp88)つまり、聖書から対応していたということです。これは、神学(教理)が単なる机上の空論ではなく、私たちの身の回りの問題、実際的な問題についての対応策であるということです。ペトロは聖書から学ぶことのできる神学と現実の生活を切り離して考えるのではなく、そのつながりをとても大切にしていました。「私たちは真理を、イエスが知っておられたように知る必要があるということです。しかし、それより重要なのは、私たちも真理を生きることです。」(ガイドp94)

日,月曜日:「〔イエスは〕十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。・・・そのお受けになった傷によって、あなたがたはいやされました。」(Ⅰペトロ2:24)とあるように、旧約聖書に預言されていた救いの犠牲はキリストの十字架によって成し遂げられました。さらに、ペトロはこの救いが成し遂げられたことを知るだけはなく、個人的な救いとして受け入れ、現実に体験するように勧めています。ペトロは当時の迫害や、主人の不当な扱いに対して、キリストを模範とした態度を取るように勧めています。私たちも不平不満を言いたくなるときに、キリストの模範に従うことを勧められています。不平不満が出そうな時は、キリストの救いを体験するチャンスかもしれません。

火曜日:私たちが感じる再臨の遅れは、一人でも多くの人が救われるようにと待っている神の忍耐であるとペトロは言います。まだ救われる人たちがたくさんいるということです。

水曜日:国の政府でも、教会でも指導者の立場は非常に大切であるとペトロは言います。教会の理事会や役員会などの重要さを学びます。「良い指導者はビジョンと一貫性を与え、協会員が各自の霊的な賜物を神の栄光のために用いることができるようにします。(ガイドp92)

木曜日:聖書を読む時、どのように読む必要があるかを学びます。キリストを中心として、注意深く読み、学んだ神学や教理を私たちは自分自身の生活に適用することを勧められています。

ディスカッションのためのテーマ
①あなたが日常生活で、再臨(もしくは聖書の教え)を意識して行なっていることはなんでしょうか。
②あなたが生活の中で体験したことのあるキリストの救いはなんでしょうか。