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第7課 村沢 秀和

2017年 第2期  「わたしの羊を飼いなさい」 ペトロの手紙Ⅰ・Ⅱ

第7課  奉仕型の指導者

聖霊の特別な働きによって始まった初代教会ですが、教会内には様々な問題もあり、体制を整える必要がありました。そこで執事や長老などが立てられていきました。彼らの特徴は奉仕型の指導者たちであったことです。これは今日の教会においても同様です。

今週のポイント
1.長老
 長老をはじめとする教会の主な指導者たちが、教会が形成されていく初期の頃から立てられていきました。これは使徒たちだけでは教会の働きが追い付かないほど急速に主の御業が進展していったことが背景にあります。そこで「弟子たちのため教会ごとに長老たちが任命」(使徒言行録14:23)されたわけです。ペテロ自身、自分も長老の一人であると言っています。長老の役割とは、「神の羊の群れを牧し、強制されてではなく、神に従って、自ら進んで世話をすることでした」(第一ペテロ5:2参照)。その働きの結果、「大牧者がお見えになるとき、しぼむことのない栄冠を受けることになる」(第一ペテロ5:4参照)と約束されています。

2.奉仕型の指導
 長老をはじめとする教会の指導者は、特別な権力を手にしているわけではありません。ペテロは次のように言っています。「ゆだねられている人々に対して、権威を振り回してもいけません。むしろ、群れの模範になりなさい」(第一ペテロ5:3)。聖書が教える指導者の態度とは、むしろ、仕えるものとなるためです。奉仕するために指導者として召されているのです。イエス様のお姿を通して指導者とはどのような者でなければならないかがわかることでしょう。「(イエス様)仕えられるためではなく仕えるために」(マタイ20:28)来られたのです。

3.謙遜
 聖書の時代は階級制度があり、謙遜に生きるということが良いこととは必ずしも考えられてはいませんでした。そのような時代背景の中で、ペテロは上に立つものこそ、この謙遜を身に付けなければならないことを教えています。
「神は、高慢な者を敵とし、謙遜な者には恵みをお与えになるからです。だから、神の力強い御手の下で自分を低くしなさい」第一ペテロ5:5,6
なぜ、謙遜に生きるべきなのか、その理由はペテロは神様が謙遜さを求めておられるからと言い、またその方法は、神様の力強い御手の業によって謙遜になるようにと教えています。

ディスカッションのテーマ
  ・教会の中でどのような奉仕ができますか。
  ・どのようにしたら謙遜な人になれると思いますか。