第7課 聴覚しょうがい者用:島田 隼人

2017年 第2期 「わたしの羊を飼いなさい」—ペトロの手紙Ⅰ・Ⅱ

第7課:奉仕型の指導者

1.今週のテーマ
 今週は仕(つか)えるリーダー(指導者)、仕え合う教会員について学びます。
特に、Ⅰペトロ5章1節〜10節をじっくりと読み、「イエス・キリストを愛する人」の生き方を考えましょう。

2.「初代教会の長老たち」(日)
 初代教会の急成長により教会は大きくなりました。しかし、多くの人が集まる所には問題も出てきます。福音を伝える教会の働きを整(ととの)えるために、長老が立てられました。新しい教会員に聖書研究をしたり、説教をしたり、長老には様々(さまざま)な働きが任(まか)されました。神さまに仕(つか)える長老の存在(そんざい)は、初代教会の成長には欠かせなかったのです。教会が成長するためには、神さまに仕えるリーダー、そして神さまに仕える教会員が必要なのです。

3.長老(月)、奉仕型の指導(火)
 長老の特徴、またイエス・キリストを愛する人の特徴(とくちょう)は、イエスさまの十字架の苦しみと、十字架の死と復活(ふっかつ)に示された大いなる愛と希望を知る人です。
 イエスさまを愛する人は、教会の模範(もはん)となります。(Ⅰペトロ5:3)
 イエスさまを愛する人は、イエスさまのような生き方に変えられていきます。イエスさまは弟子たちと一緒(いっしょ)に伝道しました。同じように、長老、そして教会員が「一緒」に働く時に、教会は大きく成長するのかもしれません。

「人の子が、仕えられるためではなく仕えるために・・・」(マタイ20章28節)
人の子であるイエスさまは、「仕える」ためにこの世界にお生まれになりました。イエスさまを愛する人の集まる教会は、仕える人の集まりなのです。イエスさまは仕える僕(しもべ)となりました。僕は常(つね)に周(まわ)りに注意を払(はら)います。自分を無(む)にして仕える人が教会のリーダーであり、イエスさまを愛する人の生き方なのです。

4.謙遜を身に着け(水)、ほえたける獅子(木)、さらなる研究(金)
 「謙遜(けんそん)」とは、低い身分、弱い、または貧(まず)しいといった意味をもちます。教会のリーダー、そしてイエスさまを愛する人のもつ特徴(とくちょう)の一つは「謙遜」なのです。
「だから、神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。」(Ⅰペトロ5章6節)
日々、神さまの前に自分を低くする人、自分を小さくする人の集まりが、教会なのです。
神さまの前にいることを忘れて、自分を高く、大きくしてしまった時に、教会の中に争(あらそ)いごとがおきるのかもしれません。
 十字架で示された神さまの愛を忘れさせようと、敵である悪魔は必死(ひっし)に働いています。私たちは、十字架によってすでに勝利されたイエスさまを見続けましょう。イエスさまに目を向けることによって、私たちは強く力づけられ、揺(ゆ)らぐことのない信仰が与えられるのです。(Ⅰペトロ5章10節)
 

 最後の晩餐(ばんさん)の時のイエスさまの姿こそが、仕えるリーダー、そして教会員の姿なのです。みずから腰にタオルをまいて弟子たちの足を洗ったイエスさまの姿を日々思い出したいと思います。「仕える」人に、そして「仕える」教会となるために共に祈ってまいりましょう。