第3課 ベン・ニコルス

2017年 第3期  「ガラテヤの信徒への手紙における福音」 

今週はガラテヤ2:1-14を中心に、初代教会がどのように一致を大切にし、守っていたかについて学びます。イエス様は十字架に架かられる前に、今日に至るまでのキリストを信じる教会の一致の為に祈られました。「また、彼らのためだけでなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。」
イエス・キリストが生きておられることを全世界に伝える力強い証になるとイエス様が言われた教会の一致は、この終わりの時代にこそ重要であることは言うまでもない事実です。

今週のポイント
 今週は、多様性を認めることのできる、福音の真理に基づいた一致の重要さ、又その福音の一致を覆そうとする教えや行為に対して、私たちはどう応じるべきかをパウロと初代教会から学びます。

① 本当の一致は真理を中心にする
・一致を保つために真理を犠牲にすれば、教会は錨のない船のようになってしまいます。本当の一致は同じ真理を持ち、イエス様に従うことから生まれます。
・異邦人にもイエス様にある赦しや自由をもたらした福音が、古いユダヤ人の律法によって危機に晒されたとき、パウロは、ペテロと対立することになっても、その大切な真理を守ると決心しました。

② 割礼と異邦人の問題
・初代教会の中に異邦人もイスラエル人と同じように割礼を受けなければ救われないと主張した人がいました。また、ペテロのようにイスラエル人の仲間の前で異邦人と共に食事をすることを避ける人もいました。
・これを見たパウロは、イエス様を信じる信仰によって救われるという福音が衰弱させられると感じて、福音の真理に固く立つ一致を守るために、ペテロ達の偽善を強く反対しました。

③ 多様性は福音を宣べ伝えることにおいて欠かせない
・驚くべき速さで広げられた福音のメッセージは、様々な国で違った文化や社会の中において伝えられました。しかし、ガラテヤ2:7にあるように、異なる社会の中でペテロとパウロは異なった方法を用いて同じ永遠の福音を宣べ伝えました。
・国や地域によって言語が違うため、その国の言葉で話せなければ意味が通じないように、それぞれの社会の中で同じ福音を伝えるためには、伝える方法やアプローチを変えなければなりません。教会の一致は真理に基づき、多様性を認める、聖霊が導かれる一致です。

ディスカッションのテーマ
① あなたの教会が本当の一致に近づくために、あなた自身に何ができますか。
② あなたの教会の伝道はあなたの地域社会に、いかに合っていますか。どうすればより適切な伝道が出来ますか。
※「患難から栄光へ」の「十二弟子の訓練」(特に7~10段落目)を読みましょう。