第5課 聴覚しょうがい者用:羅 明勲

2017年 第3期  ガラテヤの信徒への手紙における福音

           第5課 旧約聖書の信仰

1.5課の学びは旧約聖書に表れている贖いと信仰による義を理解することです。

2.いわゆる「義認」とは何でしょうか。義認とはキリストの十字架の死と贖いを自分のものとして受け入れた人は、もはや罪に属さないという神様の法的宣言を意味します。そしてそれは全く神の恵みによって成し遂げられます。ガラテヤ教会の信徒たちはこれを信じてクリスチャンとなりました。しかし、次第に義と認められるために自分の行いに頼るようになったのです。

3.パウロはこれに対して旧約聖書を引用して信仰による義を説明しました。主にユダヤ人たちが自分の行いに頼っていたので、旧約時代からの伝統に固執する彼らに旧約聖書から信仰による義を説明する必要があったのです。パウロがガラテヤ人への手紙3:6-14で引用したのは、創世記15:6、12:3、申命記27:26、ハバクク2:4、レビ記18:5です。

4.特にユダヤ人たちが尊敬してやまない、信仰の祖先と言われているアブラハムは神への服従の模範であり、また信仰の模範です。しかし、アブラハムが儀とされたのは服従によるのではなく、信仰によるものでした。服従は義認の結果なのです。

5.旧約聖書に出てくる「契約」もそのまま福音です。契約とは神様のための私たちの一方的な約束ではなく、私たちのための神様の約束だからです。

6.律法を守ることによって救われようとする人はまだ罪の呪いから解放されていません。しかし、信仰によって救われようとする人は十字架により罪の呪いから解放されているのです。