第10課 青年用:平賀 和弘

2017年第4期「信仰のみによる救いーローマの信徒への手紙」

第10課 約束の子

今週のポイント
①安息日の午後:神は、すべての人を憐れまれ、救われることを願っておられます。そして、その憐れみは、人間の血筋や努力によるのではなく、神の自由な選びであることを学びます。

②日曜日:神は、約束の子(約束の民)を通してご自分の品性が啓示され、神をまだ知らない人々がご自分のもとへ引き寄せられるように計画しておられることを学びます。

③月曜日:すべての人は、イエス・キリストの恵みによって、神に救われるように選ばれています。そして、その恵みを受け入れるか拒むかは私たち自身の選びであることを学びます。

④火曜日:この世では、神のご品性に反しているように思える出来事が起こります。出エジプトの際、たくさんの災いがエジプトに降りました。この災いは、ファラオが神に逆らった結果であると同時に、人類の救いのために神が許されて起こった出来事でもありました。不可解な出来事の中にも、神のご計画があることを学びます。

⑤水曜日:神は、十分な愛を受けていながらご自身を裏切り、その結果、奴隷状態に陥って苦しむ人々を贖われ、もう一度自由の身、わたしの民(アンミ)としてくださることを学びます。

⑥木曜日:イスラエルの人々は、信仰のみによってではなく、自分の行いによって救いを得ようと努力していました。その結果、イエスが、つまずきの石になってしまったことを学びます。

⑦金曜日:約束の子は、御言葉を実行する者となるために選ばれていることを学びます。

ディスカッションのためのテーマ
①病気なしに健康の有り難さは分からないものです。人生の不可解なことや予期せぬ出来事、あるいは、非常に不当で不公平に思える試練が、あなたが神を選ぶための助けになったことはありますか。
②パウロは、自分を迫害する同胞(イスラエルの人々)を、憎みませんでした。むしろ、彼らの拒絶を悲しみ痛み、彼らが救われることをせつに願いました。なぜ、パウロは、迫害されながらも伝道し続けることができたのでしょうか。話し合ってみてください。

補足・コメント
①聖書は、神の言葉(約束)を成し遂げてくださるのは神ご自身であることを示しています。そこに、人間の入る余地はありません。人間は、神が御言葉を成就してくださることを信じて待つだけなのです。福音は、信仰のみによる救いを明らかにしています。
②その一方で、約束の民は、「自分自身の救いのために畏れと身震いを持って、努力するために選ばれています」(金曜日参照)。日々、神を選び、神の御言葉に従うことが求められているのです。