第13課 青年用:柴田 寛

2017年第4期「信仰のみによる救いーローマの信徒への手紙」

第13課 クリスチャンの生き方

今週のポイント
①あなたは教会内で自分と考え方の違う人とどう向き合っていますか?実際、聖書の解釈は人それぞれです。だからこそローマ書は最後に、キリストによる救いの恵みを知った者どうし、どのようにふるまうべきか、という重要なテーマに私たちを導いてくれます。

②ローマ14章1節〜に出てくる「信仰の弱い人」とは、主に異邦人からの改宗者でした。日本の八百万(やおよろず)の神々ように、様々な神がまつられている文化の中にどっぷりと浸かっていた異邦人改宗者にとって、「神は唯一である」、すなわち「偶像の神々などいない!」という事実をなかなか飲み込めませんでした。故に、偶像の神々に供えられた肉が混じっているかもしれない市場で買った肉は「霊的に汚されている」という思いを払拭できず、汚されるのを恐れて「野菜だけを」食べていたのです。

③ローマ14章5、6節に出てくる「ある日」に、毎週の安息日が入っていないことに注意しましょう。「特定の日を重んじる人」とは、主にユダヤ教からの改宗者で、今まで守ってきた様々なユダヤ教の祭日を、「守る必要がないことをなかなか納得できなかった」(テキスト92頁)人たちのことです。

④パウロはこのような「過度に几帳面なクリスチャン」(テキスト89頁)や、「神経質な人」(テキスト92頁)の考えを、「強い人」が頭ごなしに否定しないように忠告しています。なぜなら「神はこのような人をも受け入れられたからです」(ローマ14:3)。強い人も、弱い人も、みな罪人であることを忘れてはいけません。

⑤ローマ14章17〜20を熟読してみましょう。人を責めるのではなく、「互いの向上に役立つことを追い求め」ましょう。そのためには、聖霊のお助けが必要です。ともに恵みを提供されている者どうし、励ましあいましょう。

⑥「まことのクリスチャンは、密林の弱肉強食の法則ではなく、愛の法則によって生きている、とさまざまなところで彼(パウロ)は主張しています。」(副読本113頁)

ディスカッションのためのテーマ
①月曜日の◆マークに記されている「私たちはほかの人の良心になろうとしないように注意しなければならない」のはなぜでしょうか。マタイ7:1〜4を読んで話し合ってみましょう。
②「私たちは互いに責任があり、もし私たちの手本がだれかを堕落させうるなら、私たちは非難に値します。」(テキスト91頁)について、話し合ってみましょう。
③今期の学びを振り返り、特に印象に残ったことを、分かち合ってみましょう。