第2課 青年用:松本 裕喜

2017年 第4期 「信仰のみによる救いーローマの信徒への手紙」

今週のポイント
① イエスによって私たちの罪は赦され救われるという、今では当然のようにキリスト教で信じられている教えを受け入れることは、律法の実行によって救われると考えていた当時の人々にとっては時間のかかる難しい作業でした。

② 旧約聖書における律法は5つに分類することができます(ガイド13頁参照)。

③ 使徒15章によれば、人が救われるためには割礼を受け、礼典律を全て守らなければならないという主張が教会に入ってきたとのことです。この問題の解決のため、パウロは教会全体で話し合うことにしました。

④ ユダヤの慣習を維持しようと主張する人たちは、それを異邦人に対して祝福ではなく重荷として課そうとしていました。ユダヤ人たちは自分たちの規則と伝統を押し付けるべきではありませんが、異邦人はユダヤ人たちが不快と思うことをしないようにという決定が下されました。

⑤ 異邦人もユダヤ人の伝統を守るべきだと主張する人たちはガラテヤの教会にも存在したので、パウロは同じような問題にならないようにと律法の真の役目と機能を示そうとしました。確かに人は信仰によって救われますが、律法を守る必要がないという意味ではありません。

用語解説
① 異邦人・・・ユダヤ人以外の外国人。
② 道徳律・・・大雑把に言えば十戒のことを指す。
③ 礼典律・・・聖所の儀式の細かい規定。これらは全部イエス・キリストの十字架の犠牲を意味しているため、イエスが十字架にかかられてからはこれを守る必要がなくなった。又、献げ物や個々の市民の責任を説明している。

ディスカッションのためのテーマ
① (水曜日の質問)何らかの形で、私たちは人々に不必要な重荷を、神の御命令からというよりも、むしろ伝統から、負わせてしまうことがあるでしょうか。もし、あるとしたら、どのようにするでしょうか。
② (木曜日の質問)安息日はもはやクリスチャンを拘束していないと主張する人たちに、あなたはどう答えますか。福音の品位を汚さない形で、あなたはどのように安息日の真理を示すことができますか。