第12課 青年用:仲泊 大輔

2018年第1期「スチュワードシップ(管理者の務め)ー心の動機」

第12課 管理者の習慣

今週のポイント
①スチュワードシップの目的は品性の完成です。私たちが今週学ぶ習慣も、この品性によって決まってくると思います。スチュワードシップを学び、理解が深まると私たちの習慣は変わります。
 また、私たちの身の回りにはクリスチャンであってもなくても、良い習慣を持っている人たちがいますが、そのような人たちに共通しているのは、明確な目標や目的を持っていることではないでしょうか。私たちも今一度自分の生きる目的を確認することが大切です。

②もっとも明確な目的を持っていた人物はイエス・キリストです。そしてその目的はキリストの品性そのものでした。品性とは、私たちの心の方向性だということができます。つまり私たちの愛がどこに向かっているのかということです。それは自分自身でしょうか。ありふれた物でしょうか。それとも神と他者でしょうか。キリストの愛はいつでも神を第一にして人々を愛するという方向でした。その品性が目的となり彼の習慣となっていました。

③コリントⅠ4:1,2にはキリスト者は神の奥義を管理している者とあります。神の奥義とはなんでしょうか。それは受肉したキリストであり、私たちの品性がキリストと一つになることです(エペソ5:22-32、コロサイ1:26,27、Ⅰテモテ3:16参照)。
 キリストが人間と同じ姿になったように、私たちも他者と(特に自分より弱い人たちと)一つになっているでしょうか。もし私たちが大きな伝道の目標を持っていたとしても、目の前の小さな人をないがしろにしているとすれば、それは大切なものを見失っているかもしれません。私たちの心の方向性は、目の前の人に向いているでしょうか。目の前の人に向ける愛は時に小さいと感じるかもしれません。もっとやるべきことがあるのではないかと思うこともあるでしょう。しかし、その小さな愛はやがて私たちの習慣になります。その習慣を自然に行うとき、私たちの姿はきっとキリストに似た姿となっていると思います。

用語解説
①奥義・・・新共同訳では「秘められた計画」などと訳されています。

ディスカッションのためのテーマ
①キリストが目の前の小さな人に愛を実践した話を思い出しそのことについて話し合って見てください。
②あなたの身のまわりにキリストの必要を感じている人はいますか。その人に心を向けて、必要に応えることを一つの目的にしましょう。