第12課 聴覚しょうがい者用:小林 勝

2018年第1期「スチュワードシップ(管理者の務め)ー心の動機」

第12課         管理者の習慣      
                               小林 勝

今週のテーマ
あなたの習慣は、あなたの人生の目的を明らかにし、どこに向かって生きているかを示しています。良い管理者は良い習慣を身につけます。ダニエルは毎日祈る習慣を持っていました(ダニ 6:10)。パウロの習慣は、安息日に会堂に行くことでした(使徒 17:1、2)。また、こうも書いています―「思い違いをしてはいけない。『悪いつきあいは、良い習慣を台なしにする』のです」(Ⅰコリ15:33)。私たちは悪い習慣と置き換える良い習慣を養うべきです。
習慣は、非常に良いものにも、非常に悪いものにもなります。今週、賢い管理者が神の働きを行ううえで成功する力強い習慣に目を向けます。

日曜日(18日)良い習慣―まず神を尋ね求める(マタイ6:33)
 私たちの生活の中で神を第一にする上で役立つことが、次の聖句に述べられています。マタイ22:37、38、使徒言行録 17:28、エフェソ5:15 ~ 17、コロサイ3:23。
主を第一にする模範の中で、イエスの模範以上に優れたものはありません。子どものときエルサレムを訪れたイエスは、御自分の父を最優先されました。母親がイエスを「神殿のけいだいで」(ルカ 2: 49)見つけたとき、「わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だ」(同 2:46)といわれました。
 イエスは生涯、その祈りの習慣から明らかなように、父なる神と近く歩まれました。イエスは、祈ることを神と完全につながり続けるための習慣にされました。そして、こどんな闇の力も、イエスを父なる神から切り離せませんでした。
 私たちは心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして神を愛するという決心をすることで、イエスの模範に従うことができます(マタ22:37)。祈ること、神の言葉を学ぶこと、私たちがあらゆる行動においてイエスのご品性を見習おうとすることによって、私たちは生活の中で神を第一にする習慣を形成することが出来ます。
◆ 自問してください―「私は生活の中で、本当に神を第一にしているだろうか」と。

月曜日(19日)良い習慣―イエスのお戻りを期待する(ルカ12:35-48)
 私たちがいかにイエスの再臨と関わるかについて、「目を覚ましているしもべ」のたとえ話は、何を教えていますか。ルカ12:35 ~ 48 を読んでください。
 イエスが戻られるので神の良い管理者であることが必要です。人々は悪い行動によって悪い管理者がわかります。忠実はしもべは神の教えを忠実に守ります。忠実なしもべはあたかもイエス様がそばにいるように働きます。未来の天国のために生き、日々忠実に働きます。
(フィリ3:20)
 イエス様にお会いする将来を待ち望む習慣が大切です。(テトス2:13)終わりの時代に起きる間違った考えに気をつけることも大切です。再臨の約束は天国へ続く正しい道を示してくれます。再臨の約束は地上で起きていることの深い意味を教え、人生で何が大切かを覚えさせてくれます。イエスが再臨されるのを待ち望むことを習慣にしましょう。生きることの意味と良い管理者にしてくれるからです。

火曜日(20日) 良い習慣―時間を賢く用いる(ヨブ8:9)
 次の聖句は、この世における私たちの時間が貴重なものであることを教えています。ヤコブ 4:14、詩編 90:10、12、39:5、6〔口語訳 39:4、5〕、コヘレト3:6 ~8 を読んでください。
 時間は、神から私たちに与えられた最も貴重なもの一つです。ですから、私たちに与えられた一瞬一瞬を最大限に活用する習慣を身につけることは、とても重要なことです。
 「わたしたちの時は、神に属するものである。一瞬、一瞬が神のものである。そして、わたしたちには、その時を神の栄光のために活用するように、きわめて厳げんしゅく粛な責任が負わせられている。神がお与えになった賜物のなかで、わたしたちの時間ほどに厳密な説明が求められるものは他にないのである。
 時の貴重なことは、実に想像以上である。キリストは、1 分 1 秒を貴重なものとみなされたが、わたしたちもそう思わなければならない。人の一生は、無駄にすごすには、あまりにも短い。永遠のために備えをすべき恵みの日は、ほんのわずかしかない。浪費したり、自己の快楽のために用いたり、罪にふけったりする時間はない」
(『希望への光』1320 ページ、『キリストの実物教訓』317、318 ページ)。
◆パウロはエフェ 5:15、16で私たちに何を教えているのですか

水曜日(21日)良い習慣―健康的な心、体、魂を維持する(箴言14:30)
 管理者が、自分の心、体、魂のために、健康的な生活スタイルを促進する習慣を身につける理由を考えてみましょう。
 第一に、心は強くなればなるほど、一層用いられます。習慣的に、あなたの心を「すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なこと」(フィリ4:8)で満たしてください。そのような考えは平和をもたらし(イザ 26:3)、「穏やかな心は肉体を生かし」(箴言4:30)ます。心の健康的な習慣は、力の拠り所〔心〕を可能な限り最良の状態で機能させます。
 第二に、運動や適切な食事などの健康的な良い習慣は、私たちが自分自身を大切にしていることのあかしです。運動は、例えばストレスや血圧を下げ、気分を改善しますし、おそらく市販のどんなものよりも老化防止に役立つ秘薬です。
 第三に、良い習慣は管理者に魂を活性化させます。あなたの魂は「真理に歩んでいる」(Ⅲヨハ 3)ときに成長し、「主イエス・キリストの来られるとき、非のうちどころのないもの」(Ⅰテサ 5:23)となります。
◆ あなたが持っている習慣について、それらがあなたの霊的、身体的、精神的健康にどのような影響を与えているかについて、考えてください。

木曜日(22日)良い習慣―自制(思慮分別)(1コリ9:24-27)
 思慮分別は良い管理者の最も大切な習慣です。Ⅰコリント 9:24 ~ 27 を読んでください。自制(思慮分別)について、パウロはここで何と言っていますか。なぜ、良い知らせを伝える人は生き方に自制を示す必要がありますか。
 「世は放縦に陥っている。誤謬と作り話があふれている。魂を滅ぼそうとするサタンのわながふえている。『神をおそれて全く清く』なりたい人はみな節制と自制について教訓を学ばねばならない(Ⅱコリント7:1)。食欲と情欲はもっと高い知能に服従させられねばならない。この自制は、われわれに神のみことばの聖なる真理を理解し、実行する力を与えてくれる知能の力と霊的な洞察力とにとって欠くことのできないものである」(『希望への光』712 ページ、『各時代の希望』上巻 100、101 ページ)。
 自制は、習慣的な行為を通して向上します。神があなたを召されたのは、「生活のすべての面で聖なる者となり」(Ⅰペト1:15)、「信心のために自分を鍛え(る)」(Ⅰテモ 4:7)ためです。良い管理者は、最も才能豊かな運動選手や音楽家と同様、自制できるように訓練しなければなりません。私たちは神の力と私たち自身の勤勉な努力によって、本当に重要な事柄において自分を訓練しなければならないのです。
◆神の力はどのようにより良い管理者になる助けを与えてくれますか

金曜日(23日) さらなる研究
 はるか昔から、エノクやノアのように、人々は神とともに歩んできました。例えば、ダニエルと彼の友人たちは、「異教主義という偽宗教のただ中にあって、真の宗教の代表者として立つためには、めいせきな頭脳を持ち、キリスト者の品性を完成すべきであることを自覚した。そして神ご自身が彼らの教師であった。彼らは絶えず祈り、忠実に研究し、目に見えないお方との接触を保ちつつ、エノクのように神と共に歩んだのである」(『希望への光』568 ページ、『国と指導者』下巻 97 ページ)。
 「神と共に歩む」ことは、管理者がすることを明らかにしています。つまり、地上において日々神とともに生きるということです。賢い管理者は、腐敗した世界の中で神とともに歩むことを習慣にするでしょう。なぜなら、神とのこのようなつながりによってのみ、私たちははびこる悪に陥ることから守られるからです。

その他、良い管理者が身に付けたほうがいい習慣は何でしょうか?
 (テトス2:7、マタ5:8:を読んでみましょう)