第2課 青年用:松本 裕喜

2018年第1期「スチュワードシップ(管理者の務め)ー心の動機」

第2課 見て、欲して、手に入れる

今週のテーマ
私たちを陥れるサタンの罠は多岐に渡りますが、貪欲の罠に対してどのように考え、どのように対応すれば良いでしょうか。貪欲の危険と対策を聖書の例から学びます。

今週のポイント
①私たちが神に仕え従うなら、神は私たちに豊かな富を与えてくださる、という考え方は、聞こえは良いですが、その中心は私たち自身であって、そこに神との生きた関係はありません。
②目に見えるこの世の富は、神に目を向けるのを妨げます。暗証聖句にあるように、様々な思い煩いが私たちの霊的な眼を塞いでしまうと、私たちは実を結ぶことができません。
③貪欲には「見て、欲して、手に入れる」という三段階があるようです。貪欲は心の中で始まり、やがて表面化するときに、自分を傷つけ、周囲の人々との関係を悪化させます。
④イスカリオテのユダの物語は、貪欲が人をどこに導くかをはっきりと教えています。その行きつく先は滅びです。
⑤貪欲から私たちを守る方法は自制しかありませんが、残念ながら自力で貪欲に勝利できるほど私たちは強くありません。ガラテヤ5:22-25に書かれているように、自制は聖霊の結ぶ実です。私たちはその時その瞬間、常に神に助けていただかなければ、貪欲の罪に勝利することはできません。

ディスカッションのためのテーマ
① 繁栄の神学について、さらにじっくりと考えてみてください。なぜ、この聞こえの良い考え方が間違っているのか、自分なりの回答を見出してください(17頁、話し合いのための質問①)。
② 悪口の言い合いで盛り上がらないように注意しながら、17頁「話し合いのための質問③」を話し合ってみましょう。

補足・コメント
神は私たちにたくさんの祝福を与えてくださっていますが、残念ながら私たちの側でそれらを上手く活用できていないために様々な問題が起きています。貪欲には神の助けをいただきながら対応していかなければなりませんが、禁欲という極端な形は避けるべきだと思います。神の祝福を祝福として頂いて、用いさせていただくために、聖霊の助けを常に祈り求めていきましょう。