第8課 青年用:城美 崇光

2018年第1期「スチュワードシップ(管理者の務め)ー心の動機」

第8課 什一の影響力

はじめに
 皆さんは什一を(神様にお返しする)実践しておられますか?私は以前この什一について、青年層(特に、収入が見込まれる18歳から34歳まで)を対象にアンケートを実施いたしました。
 私たちアドベンチスト教会が教会として組織化された直後では、組織的献金について十分な理解がされていませんでした。また聖書的な根拠も乏しいものでした。約150年前の1860年代から70年代にかけて徐々に、アドベンチスト教会は什一についてのよりよい理解を持つようになっていきました。
 1876年の初めに、ダッドレー・M・キャンライトが、マラキ書3章8節から11節は、牧師を支える聖書的計画を示しているということを強調する記事を、『レビュー』誌上に連載しました。「神のしもべたちの働きを支えるために、総収入の十分の一をささげることを神は求めておられます」と、キャンライトは主張したのです。
 キャンライトは、その年の11月の世界総会会議において彼の主張を述べました。その主張の中で、もし全アドベンチスト教会員が忠実に什一をささげるならば、世界総会財務は、これまでの4万ドルに代えて毎年15万ドルを受け取ることになるという彼の見積りも示しました。彼の報告の結果、その会議において、「普通の状況にあるなら、いかなる収入源からであれ全収入の十分の一を神のために献金する」ことは、全ての兄弟姉妹の義務であることが決議されました。これ以降、聖書的な十分の一をささげることが、セブンスデー・アドベンチストの間で定着していったのです。
 アドベンチスト教会が神様がお立てになった教会であり、その働きが支えられるためには什一が必要であること、そして、アドベンチスト教会は聖書を根拠にして、牧師や伝道の働きを支えるために什一の制度を整えて行ったことを皆様に憶えて頂きたいのです。

宣教活動にともに資金提供する。
 什一は、教団の働き人の給与になっています。それと同時にアドベンチスト教会の使命である、宣教活動のための活動資金になっているのです。「すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。『あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。』」(ヨハネの黙示録10章11節)イエス様が来られるその日まで継続的な宣教活動が求められています。神様の働きに加わるものとして什一をお返しすることは、継続的な宣教活動に加わることの表明です!!

ディスカッションのためのテーマ
①皆さんは什一を神様にお返しすることにためらったことはありませんか?その理由は何ですか?
②アドベンチスト教会としてたくさんの人にイエス様が来られることを知って頂きたいと思いませんか?皆様はそのために什一をどのように用いるべきだと思いますか?