第9課 聴覚しょうがい者用:柳 鍾鉉

2018年第1期「スチュワードシップ(管理者の務め)ー心の動機」

第9課            感謝の捧げ物

暗唱聖句:ヨハネ3:16
「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである」

今週のテーマ
私たちは聖書の神様が与える神様であって私たちが持っているものを欲しがる方でないことを分かります。神は罪人である人類を救うために御子イエス・キリストさえ惜しまずお与えになりました。その大きな恵みと救いに預かっている私たちに神は感謝と愛をあらわす機会を与えてくださいましたが、その一つは什一です。

日曜日:あなたの富のあるところ
マタイ6:19〜21のキリストの言葉はいかに私たち人間がこの世の富に執着しながら生きているかを明らかに見せています。ではこの世の富の支配力から自由になれるためにはどうすれば良いでしょうか。それは天の富がこの世の富に比べていかに素晴らしい物であるかを知ることです。ですから自分の富を盗まれ、錆び付くやすい地上ではなく天に積むことに心掛ける必要がありあす。「地上においては、すべてのものが不安定で、不確かで、安全ではない。それらは、腐敗し、壊れ、盗まれ、失われてしまう。天国は正反対である。すべてのものは、不変で、永続的で、安全で、不滅なのだ。天国では、失われるものが何もない」(聖書研究ガイド、61頁)

月曜日:神の恵みの管理者たち
エペソ2:8でパウロは明確な二つの言葉(恵みと信仰)をもって救いが神様からの賜物であることを記しています。恵みと信仰はどのように繋がっているのでしょうか。恵みも信仰も神から与えられる物ですが、そこには少しの違いがあります。恵みは罪深い人間を憐れんで無条件的に神から与えられた物である反面、信仰はその神からの恵みを受け取る人間に求められるものです。イエス様が病人に癒しを施す時も、「あなたの信仰があなたを救った」という言葉を口にされました。信仰は神から与えられている無償の恵みに対して人間が手を差し伸べてそれを掴んで自分のものにする行為ではないでしょうか。秋になると柿の木に美味しい柿の実がなります。それはまさに神の賜物であって恵みですが、それをただ眺めるだけでは自分の物にはなりません。私たちは手を延ばして、それを掴んで自分の口に入れ食べる時にその実の甘さや美味しさを知り、お腹もいっぱいになります。神は私たちが神の恵みに対して信仰を働かせることを望んでおられます。神は私たち一人お一人を恵みの管理者として立ててくださいました。

火曜日:私たちの最上の献げ物
何を神に献げれば喜ばれるのでしょうか。自分が考えて神に献げる最上の献げ物は何でしょうか。自分が考えて最上の献げ物ではなくして、神の御心に適うものが何かを知りそれを献げるのが神にとって最上の献げ物ではないかと思います。ミカ書6:6−8を読んで下さい。この御言葉で神が人間に求めるものとは子牛や羊の肉や油ではなく「公義を行い、慈しみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むこと」である事が分かります。神を愛する者は神に喜ばれることをしますし、いつも神と共に歩みたいと願います。ヘブライ書11:6では「信仰がなくては、神に喜ばれることはできない」ことが分かります。ですから信仰をもって私たちの最上の物を神にささげることは、私たちが生活の中で神を第一にしていることを示していることです。(聖書研究ガイド、63頁)

水曜日:心の動機
サムエル記上16:7を読んで下さい。神はサムエルに言われました。「わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔かたちを見、主は心を見る」。神が見るのは私たちの行為ではなく心の動機を見ておられます。ルカの福音書21:3節でイエスは「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた」と言われました。イエス様が見たのは献金箱に入れた献金の額ではなく、生活費全部を献げたやもめの心を見ておられました。このやもめは自分が持っているレプタ二つをさいせん箱に入れることによって神に対する愛を示しました。コリント第一13章では私たちがいかに素晴らしいことを行なったとしてもそこに「愛がなければ無益である」と書かれています。

木曜日:与える経験
信仰のあらゆる行為と同様、信仰は与えることによってのみ増します。なぜなら、「行いの伴わない信仰(は)役に立たない」(ヤコブ書2:20)からです。そして、信仰を生きること、つまり私たちの信仰から生じることを実行すること以上に信仰を増すためのより良い方法はありません。(聖書研究ガイド、65頁)私たちは神様から溢れるばかりの恵みを与えられています。神は独り子イエス・キリストと共にご自分の命を私たちのために与えてくださいました。それはご自分の利益を求める利己主義的な心からではなく、自己犠牲の愛の心から出たものです。与えなさい、そうすれば与えられると言われたキリストの言葉を覚えましょう。私たちが喜んで惜しみなく与えるとき、私たちの品性が変えられ、キリストのご品性を反映するようになるのです。

神の言葉を学ぶ皆様一人お一人の上に神様の豊かな御祝福と恵みがありますように祈ります。