第10課 聴覚しょうがい者用:柳 錘鉉

2018年第2期「終末時代の備えーイエスに会う準備をする」

第10課           アメリカとバビロン           柳 錘鉉 

1.今週のテーマ
 神の関心事は常に神の教会であって他何ものでもありません。主イエス・キリストの尊い犠牲によって買い取られた教会の運命はどうなるのでしょうか。キリストとサタンとの戦いはさらに残りの教会と竜の戦いへとくり広がっています。キリストが竜に対して打ち勝たれたように神の戒めを守り、主イエスの証を持っている残りの教会も打ち勝つのです。

2.日曜日:治った致命的な傷
 黙示録13章には二匹の獣が登場します。 黙示録13章で二匹の獣について語るのは神の残りの教会と深く関わっているからです。海から上がって来た獣は実際に1260年間小さな角として神の教会を苦しめ、迫害を与え続けた悪の勢力でしたが、1789年から10年間のフランス大革命によってローマ法王権は完全に滅びたと思われたのです。ところが、致命的な傷が治り、全地は驚いてこの獣に服従しました。

3.月曜日:預言の中のアメリカ合衆国
 アメリカ合衆国は陸地から上がって来た先の獣として黙示録は語っています。聖書はアメリカのことを小羊のように二本の角を持ち、竜のようにものを言うと預言しました。聖書黙示録13章は後の獣であるアメリカがこれからどのようなことをするかについて語っています。それは、致命的な傷が治った先の獣を人々に拝ませる働きをすると話しています。先の獣が持っていた権力を振るい、大きなしるしさえも行なうと預言します。陸地から上がって来た後の獣であるアメリカは先の獣であるローマ法王権のために働くことが預言されています。

4.火曜日:礼拝の問題
 後の獣であるアメリカがなぜ神の残りの教会にとって恐ろしい勢力でしょうか。それは先の獣から頂いた権力をもって先の獣を拝ませる働きをするからです。キリストとサタンの戦いの論点は「礼拝」にあります。ダニエル書が扱っている主な主題も礼拝です。竜(サタン、悪魔)は絶えず神の選ばれた民が創造主である神に礼拝を捧げるのを辞めさせ、偽りの礼拝へと唆そうとしました。その誘惑や唆しに応じない神の民に対しては迫害し、命に対する脅迫を掛け続けたのです。バビロンは、常に偽りの礼拝の中心地で、エルサレムはつねに真の礼拝の中心地です。

5.水曜日:大バビロン
 旧約聖書エレミヤ書51章、ヨハネの黙示録17章はバビロンについて書き記されています。聖書で女は教会を象徴していますが、聖書に出てくる女は二人です。一人は清い女、もう一人は汚れた女です。清い女は神の教会で、汚れた女は堕落した教会のことです。黙示録17章に描写されている乱れた女は多くの水の上に座っていて、身を宝石で飾り、手には金の杯を持っていますが、富があり、華やかで、多くの王たちや政治家たちと淫ら(不正)な関係をもっているのはいったいどんな勢力でしょうか。地球上でこれに当てはまるのはローマ法王権しか考えられません。

6.木曜日:わたしの民よ、彼女から離れされ
 神は終りの時代に天使を送り、神の民に警告の言葉を投げ続けています。それは乱れた女であるバビロン(ローマ法王権)と関わることなく、その力が及んでいる所から早く身を引くことです。乱れた女であるバビロン勢力は宗教的、政治的、倫理・道徳的、社会的、霊的に有害な影響力を及すのです。神の言葉のみがその強い酒の力から目を覚ますことができるのです。中世暗黒時代の最中に神の言葉によって目を覚ました一人の修道士であるルターによって宗教改革が起き上がったように、私たちが主の御言葉に帰る時にバビロンの勢力から出て行くことができるのです。

*まとめ:神の関心事は竜やにあるのではなく、つねに残りの教会である神の民にあります。神はご自分の命を掛けて選ばれた教会を守り、その教会を通して偉大な救いの働きを為して行かれるのです。