第2課 聴覚しょうがい者用:浦島 智加男

2018年第2期「終末時代の備えーイエスに会う準備をする」

第2課        ダニエルと終末時代      浦島 智加男 
                               
1、初めに
イエス様の再臨の前に起きると言われた預言が、私たちの目の前で着々と実現しています。この世界が、終末に向かって突き進んでいることは、再臨を待っている信徒たちだけではありません。
神を信じていない(中には信じている人もいるでしょうが)科学者たちのグループで、終末の大時計を作って、この世界の気象・エネルギー・政治などの科学的なデーターを集めて、それを時計の針で示しています。カルフォルニア大学に、それが置かれています。一作年までは、世の終わりまで5分をさしていましたが、アメリカのトランプ大統領が現われた時に更に2分ほど、針を進すめてあと残り3分となりました。
果たして、神さまのカウントダウンは、どうなっているのでしょうか。

2、ごく小さなことに忠実であれ
今から3800年前に、神さまの御心から離れ、偶像教のとりこになっていたイスラエルの民を目覚めさせ、悔い改めさせるために、主は、彼らをバビロンの国に捕虜となさいました。異国の地で自分たちが神に選ばれた立場と使命を思い起こしたのでした。その中に、4人の若者がいて、彼らは賢明な生き方と、神を畏(おそ)れる敬虔(けいけん)な信仰を表しました。そして、バビロンの王も、彼らの秀でた知恵と勇敢な行動により、創造主であられる神さまを認めるにいたりました。
なぜ彼らは、そのような証し人になれたのでしょうか。それは、幼い時から親から教えられていたことを守そそれを習慣として、生活化していたので、どんな試練が来てもそれを乗り越えることができたのでしょう。

3、ダニエルの謙遜
4人の青年たち、その中の一人ダニエルという青年は、神さまから特別な才能を与えられて、神さまがこの世界の歴史をどのように回していかれるか、特に罪人を救う計画の時間の流れを理解する特権に与ったのです。
それを預言として、後世の人たちに残す役割を果たしました。
ダニエルの時代に起きるある出来事を起点として、490年のイスラエルの歴史を描き神の民のあるべき姿そして救済史中でも最も重要な、救い主の誕生の年、十字架が立てられる年を記しました。そして、ダニエルが預言した時点見ると、指している年が寸分たがいなくに実現しているのです。また、同じ起点から、もう一つ2600年に亘る長い預言もしましたが、それも的中しました。
ダニエルが、なぜ、そのような才能を発揮できたのか、神さまが与えられた才能を自慢することなく、祈りによって神の計画を謙遜に理解しようと努めたからだとガイドの著者は言ってます。

4、金の像
バビロンの王は、自分の偉大さと威力を国民に見せるため、ドラという平原に巨大な金で鋳た像を作りそれをすべての国民に礼拝をするよう強制しました。バビロンに捕囚されている、イスラエルの人々も、例外は認められずに礼拝を強要したのです。
しかし、かの3人の青年たちは、それを拒みました。その罰は恐ろしいもので、大きな炉をこしらえ、王の目例の違反した者は、その炉に投げ入れられ、焼き殺すというものでした。創造主以外のものは、絶対に拝まないと彼らの信念がそうさせたのです。
それを知った、ネブカデネザル王は、烈火のごとく怒り、炉の中に普通よりも高い温度で焼き殺そうとしました。ダニエルは、この時どこにいたのかはわかりません。

5、異邦人の回心
3人の青年たちは、炉の中で一瞬にして、灰のもくずとなるはずでしたのに、彼らは涼しい顔をして炉の中を歩いています。一体、何がおきているのか、近づけないほど燃え盛っている炎の中中をのぞくと3人の青年たちのほかに もう一人神の子のようなお方が共におられるということが、王に報告され、直ちに炉の火を止めて、3人は無事救い出されました。初めに着ていた服もなにひとつ焦げもしない、火傷もしない状態で出てきたのですから、王も側近たちも、驚愕したに違いありません。この事件をきっかけにして、ネブカデネザル王に変化が起きました。3人の身を護ったのは、創造主であり炉の中におられた方が神ご自身であることを考えると、自分たちが拝み、信じている神々は、真の神ではないイスラエルの青年たちの信じている神こそが、真の神であるという認識にいたり、王はこの神にひれ伏し、ほめ称えたのでした。

6、ダニエルの忠実さ
ダニエルは、異国の囚われの身でありながら、祈ることさえ禁じられていたにも関わらず、毎朝、イスラエルの方向にある窓辺で、祈ることを欠かしませんでした。 彼は、与えられた預言の意味を悟ろうと、熱心に祈りそれが3週間祈り続けても、天からの答えが来ませんでした。なぜ、祈りの応答がなかったのか、ダニエル書の中に驚くべき記録があるのです。ダニエル書10章です。     
祈りの応答は、彼が祈り始めた瞬間に、天使がその答えを持って、神の下を出発しました。ところが、サタンがその天使の前に立ちはだかって阻止しようとして20日間も戦っていたのです。勝ち目がないと思ったのでしょ
うか、天からさらに力強い天使長ミカエルがやってきて、サタンを退け、21日目にダニエルのもとに、祈りの応答が届けられたのでした。
私たちが、捧げる祈りが、神さま、天使たち、サタンまで関わっていることが、この章を読んでわかります。
重要な祈りほど、あきらめないで祈ることの大切さを教えられます。
バビロンが、メド・ペルシャの国に征服されて、王が次々に変わっても、ダニエルの神に対する忠実さは、最期変わることはなく、歴代の王もそれを知って、ダニエルを大切に扱いました。
ダニエル書とヨハネ黙示録の預言は、救済史のクライマックスである主の再臨とその前後に起きる、様々な事件を後世の私たちにしらせ、それに備えるよう勧告しているのです。