第9課 安河内アキラ

2018年第2期「終末時代への備えーイエスに会う準備をする」

第9課          サタンの終末時代の惑わし          6月2日

暗唱聖句
「この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろともに投げ落とされた」黙示録12:9
                                           
今週の聖句   ローマ8:3、ヨハネ1:29、黙示録5:12、ヘブライ7:1~ 28、ヘブライ9:11~ 15、レビ記16:13、ヘブライ9:20 ~ 23、黙示録2:13、24、Ⅱコリント11:13 ~ 15、詩編146:4、創世記1:1~ 2:3、黙示録13:1~ 17
                                           
今週の研究
 残念ながら、彼は私たちのだれよりも賢く、力強く、狡こうかつ猾であり、それゆえに私たちは、彼の策略から自分の身を守るためにイエスと御言葉に寄りすがる必要があります。「あなたたちの神、主につき従ったあなたたちは皆、今日も生きている」(申4:4)。ここで支持されている原則は、確かに今日でも当てはまります。
私たちは今週、悪魔の最も効果的な惑わしのいくつかと、どうしたら私たちはそれから守られうるのかということに目を向けます。

日曜日:サタンのあらゆる「やり口」(Ⅱコリ2:11)―「心、精神」に相当するギリシア語「ノエーマタ」の訳語―の中でも、恐らく最大の惑わしは、彼が存在しないと人々に信じ込ませることです。詰まるところ、存在すると思っていない強力な敵から、だれが逃れようと思うでしょうか。多くの人がクリスチャンであると自称しながらも、文字どおりの悪魔という考えを真剣に受け止めていないというのは、驚くべきことです。しかし彼らがそのような立場を取るのは、(とりわけ時の終わりが近づく)この世におけるサタンの働きや策略を明らかにしている聖書の中の多くの言葉を無視するか、あるいは根本的に解釈し直すことによってです。これほど確かな聖書の証拠にも かかわらず、多くの人がサタンの文字どおりの存在を認めようとしていません。このことは私たちにとり、聖書が真に教えることを理解することがいかに重要であるかの強力な暗示です。

月曜日:エレン・G・ホワイトは、そのような大いなる惑わしのうちの二つが何であるかを説明しています。「サタンは、霊魂不滅と日曜日の神聖化という2つの重大な誤りを通して、人々を彼の欺瞞のもとに引き入れる。前者は心霊術の基礎を置き、後者はローマとの親交のきずなを作り出す。合衆国の新教徒は、率先して、心霊術と手を結ぶために淵を越えて手を差しのべる。彼らはまた、ローマの権力と握手するために深淵を越えて手を差し出す。この三重の結合による勢力下に、アメリカはローマの例にならって良心の権利をふみにじるのである」(『希望への光』1885ページ、『各時代の大争闘』下巻350ページ)。
 彼女がこれらの言葉を書いてから多くの年月が過ぎ去 ったにもかかわらず、「2つの重大な誤り」がキリスト教世界の中ではびこり続けているのを目にするというのは、なんと信じがたいことでしょう。

水曜日:創世記1:1~2:3を読んでください。これらの聖句を大雑把に読んだとしても、聖書の天地創造物語に関して二つの点が明らかです。第一に、すべては計画され、計算されていました。思いつきのもの、気まぐれなもの、偶然のものは、何一つありませんでした。聖書は、天地創造の過程において少しの偶然の余地も残していません。
第二に、これらの聖句は、それぞれの被造物がその種に従って造られたことを明確に示しています。つまり、それぞれがほかのものとは区別され、異なるように造られたということです。聖書は、地球上のすべての命に共通する自然の祖先(例えば、太古の単純細胞)について何も教えていません。
                                           

 今週は、悪魔の働きについて学びます。このことを学ぶために忘れてはいけないことは、彼らの働きは「惑わし」なのです。彼らは、すべての人類が正しくないことを選ぶように仕向けます。選択するのはわたしたちなのです。
 サタンは、全く異なる魅力的なものを使うか、少しだけ微妙に異なるものを作ってわたしたちを惑わします。今回の引用文で、サタンは自らの存在を認めないようにさせること、第七日安息日、霊魂不滅、また木曜日の学びでは聖霊の働きを誤解させることなどをサタンの惑わしとしてあげています。最初の三つについては、わたしたちの教会に通っている方々は理解されていると思いますので、最後の聖霊の働きの誤解について少し書かせていただきます。
 聖霊の働きを強調する方々は、聖霊が何かをしてくれることを期待しています。もう少し厳しい言い方をしたら、自分で何もしないで聖霊が働いてくださることによって大きなことが起こることを待っているのです。もちろん聖霊が大きな働きをしてくださることは否定しませんが、ヨハネ14、16章には聖霊の働きについてくわしく書かれていますが、聖霊はわたしたちに何が正しいかを教えること、そしてキリストへわたしたちを向けてくださるのです。悪霊の働きの「惑わし」ではなく、聖霊の働きはその反対の「導き」です。その声に一歩ずつ従うことによって、あなたがたを神さまに近づくように導くのです。けれどもその声に従うのはあなたが選択することです。 悪魔は聖 霊の働きをまちがった理解をさせることで、神さまの声があなたに届かないようにするのです。