第2課 聴覚しょうがい者用:柳 鍾鉉

2018年第3期「使徒言行録ー福音の勝利」

第2課          ペンテコステ(五旬祭)          柳 鍾鉉 

(※ルビ付きの原稿はPDFからご覧ください)

1.今週のテーマ
 今週はペンテコステについて学びます。ペンテコステ(五旬祭)は過越祭の翌日に大麦の束(初穂)をささげてから50日目に祝われるユダヤ人の七つの祭りの一つとして喜びと感謝の祭りと呼ばれます。キリストが昇天されて十日後に約束された御霊が集まっている一同にくだり、一日三千人、五千人の人々が心打たれ悔い改め、バプテスマを受けるなど教会に霊的収穫がありました。

2.日曜日:「霊」の到来
 イエスの十字架の後、迫害の矛先はキリストの弟子たちに向けられました。エルサレム町はキリストの弟子たちにとってもっとも危険な場所でした。ところが、弟子たちはエルサレムを離れず、父の約束されたものを待ちなさいとのイエスの命令に従って心を一つにして讃美しながら一つの場所に集まっていました。そこに突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、一人一人の上に留まりました。父の約束された“霊”の到来だったのです。

3.月曜日:異言の賜物
 聖霊降下によって著しく見えた変化は外国の言葉で福音を語ることでした。異言の賜物です。ノアの洪水以降、人々は神の裁きを恐れて不信仰のゆえに天に届くほど高いバベル塔を築き始めました。人々の邪悪な態度をご覧になった神は彼らの言葉を乱すことによってそれ以上バベル塔を建てる作業を中止させたのです。その後、人々は同じ言葉を使っている人同士で集まり、各地に散らばって住むようになりました。神自らが乱した言葉を神は福音伝道のために霊を注いで一つにしました。神は無学なガリラヤ人たちの口を用いて驚くべき福音事業を進められていきました。

4.火曜日:ペトロの説教
 新しいぶどう酒に酔っているとの非難を受けながらも、キリストの弟子たちは大胆に福音を伝えました。その中で、ペトロは十一人の使徒と共に立って声を張り上げて説教を始めました。何とペトロの語られた説教によって一日3千人の人が悔い改めバプテスマを受けて救われました。ヨエル預言者が預言の言葉が成就されたのです。ペトロの説教の中心的な内容は十字架で苦しみを受け死にましたが三日目に復活され永遠に全人類の救い主になられたイエス・キリストでした。

5.水曜日:イエスの高挙(高められること)
 罪人を救うために自らご自分の命を捨てたイエスを神は神の右の座に座らせ、天と地の一切の権能を授けてくださいました。キリストは約束された聖霊を御父から受けて約束されたものを祈り求めている人々に注いでくださいました。フィリピの信徒への手紙2:5〜11に記されているように最も低い場所である十字架まで降りて行かれたキリストを神は高く上げて、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。神の右側は、権威の場所です。イエスの十字架での死によって神の正当性が証明され、サタンの詐欺が暴かれました。

6.木曜日:初穂
 イエスはアダムとエバが罪を犯し堕落した以来、人類の身代わりとなって罪の刑罰である永遠の死を受けましたが神の力によって甦られた初穂となられました。初穂になられたキリストにつながっている私たちも神の賜物である恵みによって救われるのです。初穂であられるキリストにつながる方法として聖書は二つのこととして悔い改めることとキリストを信じてバプテスマを受けることです。これらを可能にしてくださるのは聖霊の働きです。教会はキリストを救い主としてこの世に強く証しするために選ばれ存在しています。

7.金曜日
 私たちの教会に最も必要なのは聖霊の注ぎです。聖霊は神の教会に注がれ、一人一人に注がれます。人が聖霊を勝手に用いることではなく、聖霊が準備された人々を用いて働かれます。