第13課 安河内アキラ

2018年第4期「キリストにおける一致ー他者と調和しつつ生きる」

第13課            一致の最終的回復            12月29日

暗唱聖句
「しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです」Ⅱペトロ3:13
                                           
今週の聖句   ローマ8:3、ヨハネ1:29、黙示録5:12、ヘブライ7:1~28、ヘブライ9:11~15、レビ記16:13、ヘブライ9:20~23
                                           
今週の研究
 キリストの再臨への希望は、新約聖書の大きな主題であり、何世紀にもわたって、クリスチャンはこの約束の成就を待ちわびてきました。私たちセブンスデー・アドベンチストもまた、主の帰還を待望しています。実に、私たちの名前そのものが、その希望を明らかに示しています。
 この最後の研究において、私たちはこの約束と、それがクリスチャンの一致にとってどのような意味を持つのかを考えます。キリストにおける私たちの一致は、私たちの欠点や弱さによってしばしば試されます。しかし、私たちはもはや分裂の解決方法を探し求める必要がなくなるでしょう。なぜなら、分裂がなくなるからです。再臨において、私たちは主と一つになり、最終的に再会し、回復された一つの家族となるのです。

月曜日:イザヤ11:1~10を読んでください。聖書は、地球の創造物語から始まっており(創1、2章)、その物語は、私たちの最初の両親であるアダムとエバに託された、美しく、調和の取れた世界を描写しています。それは、神に創造された人類のための完璧な世界、完璧な住まいでした。聖書の最後の2章もまた、贖われた人間たちのために完全で調和の取れた世界を神が創造なさることを語っていますが、今回は、正確に言えば、再創造、つまり罪の荒廃からの地球の回復です(黙21、22章)。
 聖書は多くの箇所で、贖われた者たちのこの永遠の住まいは、実在する場所であって、想像上の空想や夢ではない、と明言しています。贖われた者たちは新しい体験、新しい生活を、見て、聞いて、嗅いで、触って、感じることができます。イザヤ11章の預言は、新しい時代を創造なさるメシアの到来を予告しているすばらしい箇所です。メシアはすべての暴力を終わらせ、永遠の平和をもたらしてくださいます。この新しい地球を神が統治されることで、宇宙の調和が築かれるのです。

水曜日:黙示録22:1~5を読んでください。罪を犯したことによってアダムが近づけなくなった命の木は(創3:22~24)、新エルサレムにおいてキリストが近づけるようにしてくださいます。命の木に近づけることは勝利を得る者に対する約束の一つです(黙2:7)。その木が12種類の実を毎月1種類ずつ実らせることは(黙22:2)、「新月ごと、安息日ごとに/すべての肉なる者はわたしの前に来てひれ伏すと/主(が)言われる」(イザ66:23)ことの理由を示唆しているのかもしれません。「諸国の民の病を治す」という言葉は、人々の間の障壁を取り除き、人類を当初の目的に回復する神の意図も強調しています。あらゆる民族、種族、国民を一つの分裂していない家族に回復し 、調和と一致の中に生かし、神に栄光を帰すために結束させるという目的です。

木曜日:そのようなすばらしい場所での生活とは、どのようなものでしょうか。ある人たちは、私たちの体が不死となり、神のかたちに完全に回復されたあと、友人や家族を見分けることができるだろうか、と疑問に思っています。キリストが復活されたあと、弟子たちは彼を見分けることができました。マリアは、キリストの声がわかりましたし(ヨハ20:11~16)、トマスは、イエスの外見の見分けがつきました(同20:27、28)。エマオの2人の弟子は、食卓におけるイエスの癖に気づきました(ルカ24:30、31、35)。それゆえ、もし私たちの体が復活されたイエスの体と似ているなら、私たちは確実に互いを見分けることができるでしょうし、回復された関係が永遠に続くことを期待できます。私たちは、そこにいる知り合いや愛する者たちとの関係を継続できると考えて差し支えありません。
                                           

 今期は一致について学びました。人間が互いに一致を求めようとしても、力の強い人や声の大きな人の意見に左右されるだけで、真の一致には到達しません。キリストを見上げて、キリストに近づくために歩む時に、教会は一致できるのです。今期の学びでは、このことがくりかえして書かれていました。
 キリストに近づくためには、どうしたらよいのでしょうか。それはキリストを、わたしの罪の救い主として受け入れることです。罪を赦していただくために、キリストのもとへ近づくのです。けれども、わたしたちの教会において、自らの使命を伝えることが中心となってしまい、十字架の愛を忘れてしまっていることがないでしょうか。
今週は完全な一致は天国においてとまとめられています。地上においてはそれぞれに想いが異なったり、様々な惑わしなどもあり、一致できない場合も多々ありますが、天において完全な一致が訪れるのです。
 かつてのように再臨が明日やってくるような説教はあまり聞かれませんが、一年が終わろうとしている時に、確実に一年再臨が近づいたことは確かなことです。このような喜びの時が一日も早く到来することを願っています。