第7課 聴覚しょうがい者用:小林 勝

2018年第4期「キリストにおける一致ー他者と調和しつつ生きる」

第7課             対立が起こるとき              小林 勝

(ルビ付きの原稿はPDFからご覧いただけます)

【今週のテーマ】
今週は初代教会が、その一致を弱らせ、教会の生き残りを脅かした内部対立をいかに克服したかに目を向けます。

1.解決策をさがす (使16:1-6、11:1-18、15:1-22を読んでみましょう)
 教会が始まってすぐに対立が起こっていることは驚きですが、どこにおいても人がいる所では対立が起きる可能性があるのが現実です。使徒たちは対立が起きたときに、知らないふりをしませんでした。教会の伝道の働きを妨げることのないように、解決しようとしました。いくつかの対立解決に取り組む重要な指針があります。
a.問題は隠し立てせずに率直に
b.解決のために一人または一人以上の人を任命する
c.対立の両方の当事者から話と考えを聞く
d.聖書の教えを塾考する
e.神様が導かれている証拠の提示と求めること
f.最後は判断とその理由を伝える

*これらの指針に従うときに、分裂をさけることが出来、透明性と説明責任がはたされます。これらの指針から日曜日下の次の質問の答えを考えてくだい 
◆ 解決策を見いだすために指導者たちが多くの信者を呼び集めたという事実の中に(使徒 6:2)、あなたはどのような意味を感じますか。

2.聖霊の導きに従う (使11:12-17を読んでみましょう)
 聖霊はペテロとコルネリオの話やエルサレム会議にて顕著です。ペテロは聖霊が『ためらわないで一緒に行きなさい』と言われました。(使11:12)、聖霊が異邦人にも与えられたのを見たペテロは、「主イエス・キリストを信じるようになったわたしたちに与えてくださったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったのなら、わたしのような者が、神がそうなさるのをどうして妨げることができたでしょうか。」と結論付けています(使11:17)。
 エルサレム会議においても、ヤコブは異邦人の信者を認めておられる神様の導き、使徒たちはイエス様が死の前に約束された助ぬしなる聖霊が者を導いていることを確信しました(ヨハ16:13,14)。つぎの質問を考えてみましょう。
◆ 使徒たちは聖霊の導きに迷うことなく従いました。あなたは神様があなたにして欲しいことに導かれようとされるときあなたは迷うことなく従いますか?

3.ものの見方を変える (使15:1,2;13-20と11:18を読んでみましょう)
 聖霊の導きに従うことはいつも簡単なことではありません。自分の考えを改めなければいけなかったり、自分の間違いを認めることであったり、神様の計画に生き方を修正するからです。対立の中でこれをするのは困難を感じます。自分の面子を保ちたいからです。使徒言行録の中でユダヤ人信徒たちは根強い割礼と異邦人に対する考えを変える必要がありました。反対がありましたが、異邦人に聖霊が異邦人に注がれたことを信者が聞いたとき、神様が本当に導かれていることを確信しました。神様が異邦人を受け入れられていることを知り、異邦人に対する見方が変えられました。ルカはそのことを次のように記録しています。
 「この言葉を聞いて人々は静まり、「それでは、神は異邦人をも悔い改めさせ、命を与えてくださったのだ」と言って、神を賛美した。」使 11:18

【まとめ】
 初代教会は、壊滅的な影響を受けるかもしれない多くの問題を巡って内部対立があり、それによって脅かされました。私たちは、聖霊の導きと神の言葉への服従の下に、教会がこれらの対立を解消し、分派を回避できた方法を見ました。

◆ 振り返りや話し合いのために質問
 私たちが今週目を向けた記事の中では、対立を解決するためにいくつかの措置が取られていました。もしあなたの所属教会で不一致が生じたなら、どんな措置が適用できますか。