第7課 聴覚しょうがい者用:小濱 守宏

2018年第3期「使徒言行録ー福音の勝利」

第7課           パウロの第1次伝道旅行            小濱 守宏

(ルビ付きの原稿はPDFをご覧ください)

1.土曜日(第一次宣教旅行)
 聖霊に満たされたイエスの弟子たちは、エルサレムでイエス様の愛とゆるしという素晴らしい教えを伝え始めました。エルサレムで昔から聖書を教えていた先生たち(宗教指導者)は、自分たちより、イエス様の弟子たちが人気になったため、羨ましく思い、クリスチャンをいじめ(迫害)しはじめました。多くのクリスチャンは、いろんな場所に散らされて逃げました。その中の一つの場所が今週の学びの舞台となるアンティオキアとキプロス島とその周辺の地域です。
 パウロは、全世界にイエス様の愛を伝える伝道旅行を3回行います。どんな様子だったのか第1回目の旅行を調べてみましょう。

2.日曜日
 アンティオキアの教会で、神様の愛を伝える教師たちが祈っていると、聖霊がバルナバとサウロ(パウロ)を選んでイエス様の愛を知らない他の地域の人々にも伝えなさいと仕事を与えました。
一緒にお祈りをしていた仲間は、二人のために、ご飯を食べるよりも(断食して)神様の助けがあるようにと一生懸命に手を二人に当てて(按手)祈りました。
アンティオキアから出発して、キプロス島に到着しました。そして、イエス様の愛を伝え始めました。
 キプロス島は、聖書をあまり知らない人(異邦人)が多く住む地域ですが、サウロ(パウロ)は、ユダヤ人が集まる教会でイエス様の愛について、説教を始めました。そして、イエス様の愛を知った人々がクリスチャンとなりました。

3.月曜日
 キプロス島から次の場所(ペルゲ)に移動したパウロたちは、ここでもユダヤ人の教会(会堂)で説教をしました。
 説教の内容は、①イエス様が教えられた信仰(神様を信じる心)と旧約聖書の信仰は同じものである事、②旧約聖書で教えていた救われる方法は、イエス様が神様の子であると信じる事、③イエス様の救いの計画を断る人は、滅んでしまう結果になる事を伝える説教でした。
 私たちが天国に行く方法は、モーセの律法(旧約聖書の十戒)を自分の力で守るのではなく、私たちの代わりに律法を守ってくれたイエス様を信じることによって天国に行くことができる事を伝えました。

4.火曜日、水曜日
 もう少し、パウロが話した内容を調べてみましょう。パウロは、人の力だけでは、絶対に自分の中にある罪をきれいにすることはできないし、天国にも行くことができない。私たちが犯した罪、知らないで相手に迷惑や心を傷つけた行為は、自分の力で弁償する事は出来ない事を教えています。
 私たちの代わりにイエス様の命を使って、弁償(贖い)してくれたことを伝えました。その素晴らしい知らせ(福音)と全く逆な教えである自分の力で良い人間になって、天国に行く切符をもらう教え(律法主義)をユダヤ教の偉い先生方(宗教指導者)は、教えていました。
 この素晴らしい福音を聞いたユダヤ人も異邦人(ユダヤ人以外の人々)も喜んでパウロのお話を受け入れましたが、妬んだユダヤ人の偉い先生方は、嘘の情報を流して、パウロやバルバナたちを悪い立場に追い込みました。嘘の情報を信じた人もいましたがそのまま福音を信じた人々も与えられました。しかし、嘘の情報を信じた人々のいじめ(迫害)にあってパウロたちは、別の場所に行かなければなりませんでした。
 新しい場所イコンでもパウロは、旧約聖書をよく知っていて、神様の選民であるユダヤ人に神様の本当の愛を伝えましたがやはり、いじめ(迫害)にあってしまいました。しかし、確実に広い地域の人々が福音を知る人々が増え始めたことは、よかったことでした。

5.木曜日
 パウロたちは、いじめ(迫害)にあいながらもめげずに新しい場所に行って福音を伝え続けました。リストラという町で足が悪くて歩けない男の人がいました。パウロは、足の悪い男を見て、この人には神様を信じる強い心、「癒されるのにふさわしい信仰」があるのをみて、大声で癒されるように叫びました。すると、奇跡が起こり、歩けるようになりました。
 これを見た町の人たちは、自分が知っている神様(嘘の神様)ゼウスやヘルメスだと信じて、拝み始めました。しかし、パウロたちは、人々に尊敬されて、いい気持ちになるより、本当の神様を知ってもらいたいと町の人々に正しい信仰を教えました。
 イエス様の本当の愛を伝えようとするとサタンは、妬みを持ったわるいユダヤ人を使って邪魔をし、パウロに石を投げつけました。神様の計画である福音を伝える事は、パウロとバルナバのように人に嫌われたり、苦しいことが起こりますが、聖霊様の力によって、私たちもパウロたちのマネをして、神様が私たちに任せてくださった福音を多くの人々に伝えていきましょう。

6.金曜日
 パウロたちは、いつも一番はじめにユダ人が集まる教会(会堂)でイエス様の愛を伝えましたが、ユダヤの指導者に嫌われ、いじめ(迫害)られました。逆に多くの異邦人(ユダヤ人でない人)が救いを受け入れました。自分を守るため、自分より人気がある人を羨ましいと思いで相手を嫌いになり、悪い思いを持った事がありますか?あるとすれば、イエス様に自分の代わりに罪の罰を受けてもらってください。
 マルコによる福音書を書いたあのヨハネ.マルコは、伝道旅行が辛くて逃げてしまいました。(使徒行伝13:13)マルコは、逃げグセがありましたが、それでも神様は、バルナバを使ってマルコを愛し、赦し、訓練して成長させてくださいました。私たちも教会の仲間と互いに支え合い、訓練し合って、イエス様を伝える働きを行います。