第8課 青年用:平賀 和弘

2018年4期「キリストにおける一致ー他者と調和しつつ生きる」

第8課             信仰における一致            平賀 和弘

● 今週のポイント
① 安息日午後:聖書の解釈がすべて一致していなくても、アドベンチストとして、根本的な信仰に関しては理解の一致を追求すべきことを学びます。
② 日曜日:イエス・キリストの死と復活によってわたしたちは救われ、黙示録14:6-12の三天使の使命のメッセージは、この信仰による義のメッセージであることを学びます。
③ 月曜日:「アドベンチスト」は「待ち望む者」という意味であり、キリストを愛する者は、キリストの再臨を期待し、霊的な備えをしつつ、その日を楽しみに待つことを学びます。
④ 火曜日:地上における聖所は神の救済計画を明らかにし、昇天以来、キリストは私たちの救いのために大祭司として天の聖所で働かれていることを学びます。
⑤ 水曜日:安息日は、今も守るべき掟であり、天地創造とわたしたちがキリストの功績によって罪から救われたことを象徴する贖いの記念日であることを学びます。
⑥ 木曜日:イエス・キリストは、ご自身の救いを信じるすべての人に不死と永遠の命を与えてくださり、不死は、死の瞬間ではなく、復活の時に与えられることを学びます。
⑦ 金曜日:セブンスデー・アドベンチストは、共通する多くの基本的教理を持っており、その中には他の教派と同じものもあれば、独自なものもあることを学びます。

● ディスカッションのためのテーマ
① キリストの再臨に備えて生きるとは、具体的にどうやって生きることでしょうか。私たちが一致することと関係しますか。
② リストが御自分の民に望んでおられる一致と交わりを体験するうえで、安息日が助けとなった経験はありますか。どんな形で助けになりましたか。

● 補足・コメント
 1888年(53ページ)に、ミネアポリスで世界総会が行われました。SDA教会は、1861年に教会組織を発足させていますが、80年代半ば頃までは、教会が何を信じているかというアイデンティティーが求められた時代でした。そのために、他教会に共通する「信仰による義」「十字架」「恵み」といった教理よりも、「十戒」や「聖所」などの特異的教理が強調されました。また、キリストの再臨を早く迎えたいために十戒を守ることが強調されました。その結果、意識的にしろ無意識的にしろ、教会内に律法主義的傾向が広がることになりました。それが、この世界総会を機に「信仰による義」へとシフトしていくことになります。しかし、そのメッセージが論争を生み、そのメッセージを伝えた者は反抗者と見なされ、一部で反対が起こったのも確かでした。