第9課 青年用:島田 隼人

2018年4期「キリストにおける一致ー他者と調和しつつ生きる」

第9課           最も説得力のある証拠            島田 隼人

● 今週のポイント
① 「キリストとの一致は、教会員同士の一致の絆を築く。このような一致が、世に対して、キリストの威光、徳、罪を取り除く力の最も説得力のある証拠なのである」(『SDA聖書註解』第5巻1148ページ、英文)。一人一人がキリストと一致している時に、教会は一致します。反対に、一人一人がキリストと一致していない時には、教会も一致しないのです。キリストと一致しているならば、キリストが愛されたように、私たちも互いに愛し合う者へと変えられるのです。そこには、人を裁く心や争いは存在しません。そして、これこそが最も説得力のある証拠なのです。

② キリストとの一致を可能にする場所は十字架の下です。命を捨てて愛を示されたキリストによって一致は生み出されるのです。キリストの死と新しい命を受け入れる時に、一致を体験することができるのです。

③ 不一致や混乱がはびこる世界にキリストは飛び込んできてくださいました。神様との「和解」を通して、もう一度完全な平和を私たちに与えるためです。教会の使命は、十字架によってもたらされた「和解」を宣べ伝えることなのです。

④ 「クリスチャンの間の一致は、私たちがさまざまな点で必ずしも同意できないとき、とりわけそれらが私たちの信仰にとって本質的なものでないとき、忍耐と寛容さの中にあらわれます。」(水曜日11/28より)この世界には色々な人たちがいます。そして、教会にも色々な人たちがいます。「あの人はクリスチャンなのにあんなことを言っている」、「あの人はSDAなのにあんな物を食べている」などと聞いたこと、もしくは言ったことはないでしょうか。キリストを通して他人を見るときに、私たちには愛、忍耐、そして寛容さによる一致が生まれます。反対に、自分の目だけを通して他人を見るときに、批判と裁き、そして不一致が生まれるのです。

⑤ 弟子たちがペンテコステで経験した一致こそ、現代の教会に必要な一致です。共に心を合わせて熱心に祈るときに、約束されている聖霊は注がれ、全ての人がキリストの愛を知ることになるのです。「共に祈りましょう」という一言から一致は生まれるのです。

● ディスカッションのためのテーマ
① キリストと一致するために心がけていることを話し合いましょう。
② 今、あなたが「和解」するべき人はいますか?もしくは、「和解」したい人はいますか?
③ あなたはどのような証を人々にしていますか?人々はあなたの生活の中に、イエスさまを見るでしょうか?(火曜日の◆より)
④ 今週の安息日、「一緒に祈りませんか?」と誰かに言ってみましょう。