第2課 青年用:下地 英樹

2019年1期「ヨハネの黙示録ーイエス・キリストの働きを知る」

第2課              燭台の間を               下地 英樹

● 今週のポイント
① 今週と来週は、ヨハネの黙示録2章、3章に記されている7つの教会について学びます。(今週は、1つ目の教会であるエフェソの教会について学びます。)
② 年老いた使徒ヨハネは、福音に忠実であったゆえに投獄され、パトモス島に流刑されました。そこで、神様から幻が与えられました。「しかし、神のしもべにとって、この陰気な住居は天にいたる道となった」(『希望への光』1574頁、聖書ガイド12頁)。
③ ヨハネは、「主の日」(安息日)に幻を受けました。
④ ヨハネは幻の中で、祭司のような服を着て燭台の間を歩いておられるイエス・キリストを見ました。
⑤ 燭台は聖所に置かれており、7つの燭台は7つの教会を象徴していました(黙1:20)。それだけでなく、燭台は歴史上のイエスの教会を象徴しています。
⑥ 燭台の間を歩かれるイエス・キリストのお姿は、今も御自分の教会を見守り続けておられることを象徴しています。
⑦ 祭司たちは、聖所の中の燭台のともし火が明るく燃え続けるように、油を補充し、燃え尽きた芯を取り替えていました。同じように大祭司なるイエス・キリストは、それぞれの燭台の状態をよく知っておられ、彼らのために執りなして下さいます。
⑧ イエス・キリストは「初めであり、終わりである」(同1:17)という称号によって、御自分が誰なのかを明らかにされました。彼は「生きている者である。そして死と黄泉をかぎを持っている」(同1:18)者であり、御自分の死と復活によって、死の門を開く機能を与えられました。
⑨ 7つの教会に宛てた書かれた手紙は、実在した教会に宛てて書かれた手紙であると同時に、人類の歴史上の神の教会の霊的状況にも当てはめることができ、あらゆる時代のクリスチャンに対する教訓も含まれています(聖書ガイドでは、歴史的適用、預言的適用、普遍的適用と書かれています)。
⑩ 1つ目の手紙は、エフェソ教会に宛てて書かれました。エフェソは、ローマのアジア州最大の都市で、商業と宗教の中心地でした。彼らは忠実さと愛で知られていましたが、だんだん愛が薄れてしまったことが記されています。エフェソ教会は、30年から100年までの教会の霊的状態と一致します。
 
● ディスカッションのためのテーマ
① 燭台の間を歩かれるイエス・キリストは、何を象徴していますか?
② ヨハネが幻で見たイエス・キリストはどんなお姿でしたか?特徴をあげてみてください。
③ 信仰の火を燃やし続けていくためには、どうしたらよいでしょうか?